全てのダンスの基礎であるアップダウン | ブレイクダンスの上達法

ブレイクダンスだけでは無く、ヒップホップダンスやロックダンス等全てのダンスに必要不可欠な「アップダウン」。
【代表的なエントリーの紹介 | ブレイクダンスの上達法】にてエントリーの紹介をさせて頂きましたが、エントリーにも必要な要素です。

そこでアップダウンとは?練習方法は?等、アップダウンについて解説していきます。

目次

1.ブレイクダンスにもアップダウンは必要

アップダウンとは、リズムの取り方の事です。
ヒップホップダンスでは基礎中の基礎で、初心者は必ずアップダウンから学び始めますが、ブレイクダンスは「技」という印象が強い為、初心者の方はアップダウンを軽視してしまいがちです。

勿論、ブレイクダンスも「ダンス」なので、リズムの取り方は必須となります。
ですがリズムの取り方と言われてもいまいちピンと来ないかも知れません。

その為、段階を踏んで説明していきます。

1.音楽に合わせて手拍子

J-POP等の音楽に合わせ、手拍子や頭を動かす事が出来ますか?
恐らく多くの方が自然に出来ると思うのですが、その時点でリズムを取れているのです。
このリズムは8ビートと呼ばれます。

2.ダウンのリズム

ダウンとは簡単にいうと、手拍子をしていたリズムで膝を曲げる事だと考えてください。
手拍子と手拍子の間は、膝を伸ばしている状態です。

膝を曲げる事でリズムを取る事をダウンと呼びます。
身体を上下に動かしてリズムを取ってください。と言われた場合、多くの方がこのダウンのリズムを取ると思います。




3.アップのリズム

ダウンの逆で、手拍子をしていたリズムで膝を伸ばします。
手拍子と手拍子の間は、膝を曲げている状態です。

膝を伸ばす事でリズムを取る事をアップと呼びます。
初心者の方は、最初は違和感を覚えるかも知れません。

4.アップダウンの組み合わせ

ブレイクダンスは基本的に16ビートのリズムに合わせます。
16ビートとは、8ビートの裏を刻む数え方です。

「ワン、ツー、スリー、フォー」と数えるのが8ビート。
「ワン、エン、ツー、エン、スリー、エン、フォー、エン」と数えるのが16ビートとなりますので、単純に8ビートの倍速でリズムを刻むと考えていいでしょう。

そこで、ダウンだけ、アップだけで8ビートのリズムが取れるようになったら、両方を組み合わせて16ビートのリズムを取っていきます。
「ワン(ダウン)、エン(アップ)、ツー(ダウン)、エン(アップ)、スリー(ダウン)、エン(アップ)、フォー(ダウン)、エン(アップ)」といった形です。

最初は難しいと思いますので、ゆっくりとした曲で、完全に膝を曲げ伸ばしするのではなく、小刻みにジャンプをするようなイメージで取り組むとやりやすいです。

2. アップダウンはダンスにメリハリをつける

ブレイクダンスにおいて、アップダウンの考えが当てはまるのは「エントリー」のみです。
初心者の方は、まず形を覚える事に集中してしまいますが、アップダウンの意識を持っているだけで、ダンスが上達します。

リズム音痴の方でも、練習さえすればアップダウンは身に着ける事が可能なので、軽視せず取り組みましょう。




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この記事を書いた人

当サイトの管理人。元々無趣味な人間だったが、様々な趣味を試すうちに、今では超多趣味人間に。同じように趣味を探している人の役に立ちたく、本サイトを運営しています。

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