体調を崩さず、快適な登山を継続していくには、こまめな休憩と栄養補給、水分補給が大切です。登山では多くのエネルギーを消費してしまうため、適切な栄養補給や水分補給することで効率的に身体を動かすことができます。
そこで登山時の休憩のとり方や栄養補給、水分補給の上手なとり方やタイミングなどについてご紹介します。
1.登山での休憩と栄養補給や水分補給のとり方
まず登山時の休憩時間としては、疲れてくるとエネルギーの補給をしながら長い時間休憩を取りたくなりがちですが、逆に体温が低下したり疲労が蓄積しやすいと言われております。気力や意欲も低下していまうとも言われます。
登山での休憩は、だいたい10分程度が良く、その時に栄養と水分補給するのが良いです。休憩中には身体を冷やさないように注意し、ストレッチなどを行いながら登山時の疲れを少しでも取るようにすると、歩き出しの際は身体が楽に動き出しやすいです。
2.行動食について
登山での行動食はカロリーが高いものや食べやすいものを補給する方が良いです。休憩をとるタイミング毎にエネルギー源となる炭水化物などを摂取します。
おにぎりやパン、シリアルなどのでんぷん質は、ゆっくりと消化されるため腹持ちが良いと言われております。また、あんこやあめ、チョコレートなどの糖類関係はすぐにエネルギーにもなります。特にあんぱんは、非常に効果的な行動食ですので、お勧めです。
お腹がすいてから食べるのではなく、お腹がすく前に食べることが必要です。また一気に食べるのではなく、こまめに食べることがポイントになります。一気に食べてしまうとお腹が膨れすぎてしまい逆に動きにくくなってしまうので注意が必要です。
3.塩分補給も大切
登山では汗をかきやすいため、水分とともに塩分も失われていきます。塩分が身体から不足してしまうと体調を崩すきっかけになり、足がつってしまうなどの症状も現れ歩けなくなってしまうこともあります。
そのため水分だけではなく、必ず塩分も補給するように心がけることが重要となります。塩分も取ることで脱水症の予防にもなります。たくさん汗をかいた際には、なおさら塩分補給が必要となります。
食料や行動食とともに、塩飴、梅干しを食べたり、電解質を含むスポーツドリンクや経口補水液などを飲むのも効果的になります。
以上のように快適な登山を継続する上では、休憩のとり方や取るタイミング、また栄養補給や水分補給に関しても、その補給する物や補給するタイミングなども大切になります。
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