どのようなスポーツにも特に球技では必ずそのスポーツに合ったフィールドがあります。
室内であったり、屋外であったり様々です。
その中でもゴルフは大自然の広大な場所がフィールドになります。
そのフィールドについて少しみていきましょう。
1.ゴルフコースとは
ゴルフを行うフィールドを「ゴルフコース」と呼びますが、日本では場所の関係で森の中に作るコースが多いですが、海外では砂漠の中に作ったりもします。
どのような場所で行うにしてもゴルフの競技は、屋根のある屋内ではなく大自然の中で行われます。
そして、ゴルフはボールを打ち出すティーグランドと呼ばれる場所からカップといわれる穴に何打で入れるかを競うスポーツですが、そのプレーをするために準備された一つの競技スペースを「ホール」と呼びます。
そのホールを1番から18番まで回ることを「ラウンド」といい、1ラウンドの合計打数を競うスポーツになります。
ここで一つ豆知識として、現在では18ホール回って1ラウンドとするのが基本になっていますが、そうなったのはごく最近のことで1900年の始めに日本に初めて出来たゴルフコースはたったの4ホールしかない短いものでした。
その後、段々とゴルフコースが出来てきて今では18ホールあるゴルフコースが基本になってきました。
先ほどゴルフは1ラウンドの合計打数を競うスポーツであることをお伝えしましたが、規定打数という表示の仕方もあります。
規定打数のことを「Par(パー)」と表現し、規定打数3打であれば「Par3」、4打であれば「Par4」、5打であれば「Par5」と呼びます。
そして、1ラウンドは基本Par3が4ホール、Par4が10ホール、Par5が4ホールの合計18ホールの合計規定打数の72打が規定基準打数となりゴルフコースを形成しています。
1.ホール各部の名称について
ゴルフコースは、18ホールから出来ていてホールにはティーグラウンドとカップがあることはお伝えしましたが、ホールにはその他に知っておいてほうがよい名称がいくつかあります。その代表的な名称を見ていきましょう。
2.フェアウエイ
ティーグラウンドとカップのあるグリーン以外で芝生を短く刈ってある場所のことです。
ここでボールを打つことでボールとクラブの間に芝生が入ることなく直接ボールにクラブを当てることができるので、出来る限りボールを運びたいエリアになります。
3.グリーン
ホールの最終目的地であるカップがある芝生を短く刈ってある場所になります。
グリーン上では、基本はパターを使ってプレーすることになります。
4.ラフ
ティーグラウンド・フェアウエイ・グリーン以外の芝生をほとんど刈っていないホールの場所のことになります。
芝生を刈っていないので直接ボールにクラブを当てることが難しくボールをコントロールできなくなるので出来る限り入れたくない場所です。
5.バンカー
ホール内にあるハザード(危険)で砂地のことをいいます。
ハザードなので脱出するためには技術が必要でホール内にあるトラップ(罠)です。
6.ウォーターハザード(池・川)
ホール内にあるハザード(危険)で水を使用したトラップ(罠)です。
川のハザードのことを特に「クリーク」と呼びます。
代表的な名称をお伝えしましたが自然の地形を活かして行うスポーツなので、さまざまなトラップが出てきます。それらを回避しながらカップを目指し、少ない打数で上がれるように是非がんばってください。
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