多分、柔道をどこかで聞いたことやテレビで見たことがあると思います。
知っていても、「格闘技」「武道」というイメージだと思います。
しかし、柔道というものはとても奥が深いのです。
そこで、今回は、柔道とはどういうものか、柔道の基本動作について前受身のやり方を説明したいと思います。
1.柔道における前受身の効果
まず、柔道における前受身の効果について説明します。
効果として、怪我を防ぐための体の使い方を身につけることができます。
柔道は激しい競技です。
相手を投げたり、相手に投げられたりします。
そのため、柔道が上達する、しない以前に怪我をしてしまっては、柔道をすることができません。
そこで、柔道における準備体操で前受身をすることにより、自分自身の体重移動の感覚を覚え、投げられたときに衝撃を和らげることで怪我を防ぐことができます。
受身は柔道の基本中の基本になります。
ほとんどの柔道の指導者は、柔道を始める方に、最初に受身を教えると思います。
それほど、重要な基礎運動です。
そのため、基礎体操で前受身を行い、体重移動の感覚を身につけ、柔道の上達に繋げることができます。
2.柔道における前受身のやり方
次に、柔道における前受身のやり方について説明します。
床に両ひざをつけます。
両手の甲を顔の前に持っていき、指先を伸ばして三角形を作ります。
そのまま、前へ倒れます。
手から肘にかけて床を叩きます。
この時、手から肘、膝以外は床につけないようにします。
3.柔道における前受身のポイント
柔道における前受身のポイントは顔を床に打たないようにすることと両手で床をしっかりと叩くことです。
前受身をしている最中、しっかりと手から肘を使い、顔を床に打たないようにします。
人体で頭は一番大切なとこでもあるので、床に顔を打たないように気を付けましょう。
また、全ての受身にいえることですが、受身は、腕で床を叩くことが重要だと思います。
受身は、体を守るために作られたものです。
そのため、腕で床を叩くことにより、その反動で衝撃を和らげ、怪我を防止します。
なので、しっかりと腕で床を叩くように体に覚えさせましょう。
実際の柔道の練習では、前受け身が慣れてきたら、最初、立った状態から始めるようにします。
座っている状態よりも、衝撃が強いので、しっかりと腕で床を叩いて、衝撃を和らげないといけません。
また、立った状態で誰かに押してもらったり、自分で少し飛び跳ねたり、後ろ向きで倒れて床に着く直前にひっくり返って前受身をするなど、強い衝撃を与えた状態で前受身をすることもあります。
何回も言いますが、受身は、柔道の基本です。
以上のことが前受身についてです。
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