最近、首が痛くて趣味のランニングも気持ちが乗らないし、寝ても寝ても疲れがとれない、そんな症状があったりしませんか。
首には神経も通っていて、脳にも近いので、首を痛めたりすると身体にいろんな症状が出てくることがあります。
今回はそんな首の痛みの原因と解消法について紹介します。
1. 首の痛みの原因と解消法
まずはじめに、首の構造について勉強しましょう。
首はら脊柱の一部で、7つの頸椎から成ります。
頸椎に神経が通り、また頸椎を囲むように血管や気管、食道などがあり、複雑に成り立っています。
なので、頸椎に異常があると様々な問題が発生します。
現代人は、仕事や勉強、読書、パソコン、スマホなどをいじって作業をすることが多くなり、首は下を向き背中が丸まった状態になり、このとき、首はかなりのストレスを受けることになります。
これは、いわゆる猫背になった状態で、肩コリや腰痛にもつながり、日常生活にも支障をきたします。
このようになると、筋肉がカチカチに硬まった状態で腕を上げたりすると、強引に筋肉が引っ張られることになり、首や肩に痛みが出てくることごあります。
解消法としては、仕事や勉強する際に、同じ姿勢を取り過ぎないことです。
30分に1回は席を立ったり、座ったままでも首をゆっくり大きく回したり、手を組んで背すじを伸ばしたりすると首や肩回りの筋肉の緊張を和らげることが出来ます。
1.悪い姿勢でヘルニアに
首を構成している頸椎は、前側に弯曲していて、脊柱全体のバランスを保っています。
しかし、姿勢が悪くなることで、この前弯が崩れて頸椎ヘルニアになることがあります。
最近ではスマホが普及してストレートネックというものが問題になっています。
スマホを見るとき、大概の人は下を向きながらスマホをいじっています。
このとき頸椎の前弯が崩れ、頸椎真っ直ぐになった状態、ストレートネックになり、これは頸椎と頸椎の間にあるクッションの働きをしている椎間板にアンバランスな負荷を与えてしまいます。
椎間板に損傷を受けると、首が痛くなり、手足に痺れが出たりしてランニングどころではなくなります。
このように首の構造を知ると、生活の中での解決策を学ぶことができます。
普段から、スマホやパソコンで作業するときは、背すじを真っ直ぐ、頭を下に傾け過ぎないように意識しましょう。
同じ姿勢も長時間続けず、30分ごとに身体を動かすようにしましょう。
最後に、ランニングする際は前後に首や肩回りのストレッチを入れることで、首回りが解れて疲れにくくなるります。
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