「サビキ釣り」とは、擬似エサの針である「サビキ」を使った釣り方です。
これは、アジやイワシなどのいろいろな魚がたくさん釣れるので初心者の人にもおすすめな釣り方です。
サビキ釣りは堤防や防波堤などでは定番の釣り方となっていて、群れが回遊していれば爆釣チャンスもある!という、ワクワク感あふれる釣法となっています。
ここでは初心者の方に向けて、堤防でのサビキ釣りの釣り方について説明してみましょう。
1.堤防のサビキ釣りの流れ
堤防でのサビキ釣りの釣り方について、基本的な流れを紹介します。
サビキ釣りというのは、カゴに詰めた撒き餌を放出するして魚を釣るという釣法です。
まず、コマセをカゴにつめます。
このときコマセをカゴに満タンにしてしまうとカゴからコマセが出なくなってしまうので、容量の70パーセントから80パーセントくらいにしておきましょう。
次に、仕掛けを海中に静かに沈めていきます。
仕掛けを作るのは初心者にとっては大変かもしれませんが、最近ではセットになったものが市販されているので最初はやはりこれを使うと便利です。
慣れてきたら、仕掛けも自分で作ってみると、釣りがますます楽しくなってくるでしょう。
仕掛けをどのくらい沈めるかを決めることを「タナ取り」といいます。
イワシなら浅いところ、アジの場合は海底を狙うのが基本です。
次にいよいよ、カゴに詰まったコマセを放出していきます。
竿を1、2回ほど「しゃくっ」て、コマセを放出して魚をおびき寄せます。
このとき、初心者では竿の先をあおったほうがいいのかと思うかもしれませんが、別にやらないでもいいのです。
うまく魚の群れがそこに回遊していた場合、爆釣になるチャンスもあります!
ただ、魚がいなくてカゴのコマセが無くなったら引き上げ、またコマセを入れましょう。
2.魚の「追い食い」を目指してみる
見事に魚がかかったとき、つまり「アタリ」となったら、手元が「プルプルッ」という振動が伝わってきます。
堤防でのサビキ釣りの釣り方ではこのとき、「追い食い」を目指してすこし待ってみましょう。
魚がかかると仕掛けが揺れるので、これが他の魚を誘導する機会にもなるからです。
サビキ釣りのアワセは、イワシ・アジなどの口が弱い魚では必要ないとされています。
魚がかかったら仕掛けを引き上げます。
ここで魚から針を外しますが、釣った魚が暴れるので、指に刺さらないように気をつけましょう。
このとき、魚が釣れまくる「入れ食い状態」の場合は、一旦釣れた魚を水汲みバケツに入れて、すぐに次に移るという方法もあります。
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