覚えておきたい馬具の名称|乗馬の基本

皮製品の多い馬具は丁寧な手入れが欠かせません。

また、馬に合った馬具選びができないと馬に苦痛を与えてしまいます。

それで馬具を知り、馬具の手入れをすることも乗馬のうちです。

まずは名称を覚えることから始めましょう。

1.主な馬具の名称

乗馬をしたことのない人でも名称を知っている馬具はたくさんあります。

でもその仕組みについてはなかなか知らないでしょう。

1.鞍

鞍は誰もが知っている代表的な馬具の一つで、人が乗りやすくするために作られたものです。

鞍の前の部分を「前橋(ぜんきょう)」、後ろの高くなっている部分を「後橋(こうきょう)」と言います。

ウェスタン鞍は前橋にホーンというグリップがありますが、ブリティッシュ鞍にはそれがなくフラットです。

そして鞍の両側について、乗り手の内ももにあたる部分を「あおり革」と呼びます。

本来、鞍と言えばこれらのものですが、必ず鐙と一緒に使うので鐙を含めて「鞍」と呼ぶこともあります。

「鐙」は足を掛けるところで、それと鞍をつなげているのが「鐙革」です。

ウェスタンでは鐙革が鐙と一体化していて、鐙自体も革でできているのが一般的です。

鞍を装着する時に必要ものの一つに「ゼッケン」があり、馬の背と鞍の間に挟み込んで使います。

馬の鞍擦れを防いだり汗取りをしたりする目的があり、最近では布性だけでなくジェルタイプのものも使われるようになりました。

さらに、鞍をつけるためには「腹帯」が欠かせません。

馬の背に乗っている鞍を腹から回した腹帯でしっかり固定します。




2.頭絡

頭絡とは馬の頭に付けて馬を誘導するためのものの総合的な名称です。

しかし便宜上、乗馬の時に使うハミを取り付けてある物を「頭絡」もしくはハミの種類によって「水勒」や「大勒」と呼び、洗い場などで使うハミのない物を「無口」と呼びます。

「ハミ」とは馬の口の中に入れる金属の棒状のもので、その形状と掛けられる負荷の大きさの違いで種類が分けられています。

最初は、一番良く使われるスタンダードなハミが「水勒」で、馬場馬術の時に使われるのが「大勒」だと覚えましょう。

このハミは手綱を通して乗り手の拳につながる、乗馬において非常に重要な物です。

3.プロテクター

主に馬の管に装着するもので、馬が自分の脚を蹴ってしまうことからくる怪我を防ぎます。

乗馬に絶対不可欠という訳ではありませんが、馬のことを考えるならあった方が安心です。

2.購入すべき物とレンタルでよい物

馬術クラブによってはいろいろな馬具の購入を勧めてくるようです。

馬具にはかなり高額なものもあるので、本当に必要なのかを考えてみるようにしましょう。

簡単な判断基準は、自分の身の周りの物もしくは自分自身が使う物は購入を考えても良いでしょう。

具体的に言うと長靴やグローブ、鞭などです。

しかし、馬に装着して使う物は、馬を買った時に購入するべきです。

たとえ自分のお気に入りの鞍をもっていたとしても、今日乗る馬に合わなければ使えません。

馬の体に密着する馬具は、馬の体に合わせて選ぶべきなので、自馬のない時にはレンタルで十分です。




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