ベリーダンスで使われている音楽

音楽を身体を使って表現するベリーダンス。

ベリーダンスで踊られている音楽の中からエジプシャンクラッシック・シャービー(大衆音楽)・ジプシー音楽・トライバル音楽の特徴を見ていきたいと思います。

1.エジプシャンクラシック~古典音楽

エジプシャンクラシック~古典と呼ばれる音楽は、その国々とその文化に携わる多くの人々に長く愛され歌いつがれてきた伝統あるものです。

作曲家や作詞家によって創りあげられた作品は、観客ともに成長し受け継がれてきた音楽なので、ノリや振り付けをただ踊るだけでは表現しきれない世界観があります。

本番エジプトのベリーダンサーであればエジプシャンクラシックが踊れるかどうかが、ダンサーとしてのランクが決まるとまで言われるように、大切にされている音楽です。

2.エジプトの大衆音楽であるシャービー(shaabi)

4拍子でノリがよくテクノ音楽と融合したものも多く、テンションがアップし盛り上がる曲調なので、レストランショウのディスコタイムなどで使われることが多いのがシャービー(shaabi)です。

シャービーはエジプトで親しまれている大衆音楽で、ラップ調の比較的新しいタイプの音楽なので、衣装もベリーダンスの2ピースは勿論、ストリートファッションを取り入れたカジュアルなスタイルで踊っても大丈夫です。




大きく分けるとシャービーにはマスクームのリズムで踊る「バラディ・シャービー」とサイーディのリズムで踊る「サイーディ・シャービー」があり、サイーディ・シャービーはアサヤを持って踊ります。

3.9/8拍子(8分の9拍子)のジプシー音楽

ジプシー(ロマ)音楽には大きな特徴があり、12,34,56,789という9/8拍子(8分の9拍子)の独特のカウントで作られ、はじめの2カウントずつのパートはしっかり取り、最後の3カウントで打ち消す感じで演奏されます。
トルコでは9/8拍子(8分の9拍子)で踊るベリーダンスを「ジプシースタイル」と呼び、各地のフォークロア(民族舞踊)や文化と融合し、受け継がれてきました。

ジプシーダンスはとても華やかでフロアワークやスカートワークスなどダイナミックかつアクロバティックな動きで魅力します。

ただし本番のジプシーダンスは路上で踊られ、洗濯をしたり、料理を作ったり、子守りをしたりと生活習慣から派生した踊りなので、ステージなどで踊られることは滅多にありません。

4.伝統音楽とデジタル・サウンドの融合

トライバル・フュージョンでは、伝統楽器とエレクトロ・サウンドを融合させたサウンドやハウスやテクノといったトランス・ミュージックなどデジタル・サウンドを多用した音楽が人気を得ています。

伝統音楽と最先端デジタル音楽の融合が生み出す、斬新なサウンドはトライバルダンサーの奇妙かつ妖艶な動きとマッチして、新たな時代を築いています。




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