騎乗前の準備運動のやり方|乗馬の馬場での練習

騎乗後の馬上体操はとても重要ですが、騎乗前の準備運動もとても大切です。

体をほぐしておくことで怪我を予防することができ、さらに、乗馬の際に体に受ける反撞を吸収して柔らかな乗り方ができるようになります。

1.準備運動の方法

乗馬の経験がない人なら、乗馬は馬の背に座っているだけだからスポーツに含まないのではないか、と思う人もいるようです。

しかし、経験者であれば乗馬がマラソンや水泳と同じくらいハードなスポーツであることが分かるでしょう。

しかも股関節や足首の固い人は、なかなか上手く乗れなくて苦労するものです。

それで、騎乗前にしっかりと準備運動をしておくことはとても大切な事なのです。

特に冬の寒い時は体全体をほぐして温めておく必要があります。

まずはラジオ体操のように全身を動かして、そのあと腰から下のストレッチを念入りに行いましょう。

下半身が柔軟になると、随伴が自然にでき馬の反撞を抜きやすくなります。

足首を持ち上げて上に引っ張り太ももの前側の筋肉を伸ばしたり、踵を下げて足首を柔らかくする運動をします。

騎乗前にこのような運動をするのも大切ですが、日ごろからお風呂上りなどにストレッチをして体も柔軟にするよう心がけることも大切です。




股関節をしっかり伸ばし、鞍に深く座れるようにしましょう。

乗馬に徐々に慣れてくると、だんだんとこうした準備運動やストレッチを怠ってしまうようになるものですが、いつまでも初心を忘れずに怪我のない安全な騎乗ができるようにしましょう。

2.馬にも準備運動は欠かせない

人が準備運動を必要とするように、馬も準備運動が必要です。

一鞍目であれば、特に念入りに体をほぐし血行をよくしてあげましょう。

常歩や速歩をしてだいぶ体が温まったようであれば、軽い駈歩をして後肢を動かすようにします。

輪乗りでゆっくりした速度の駈歩をし、手前を頻繁に変えながらしばらく走らせます。

こうすることで馬の体が前後、左右、上下に動かされ、効率的に準備運動をさせることができます。

せっかくの練習時間にたくさんの準備運動をすると、時間がもったいないように感じるかもしれません。

しかし、これをしておくことで扶助に対する反応も向上し乗りやすくなって、レッスンの質も上がるはずです。

また人と同じで、準備運動をした馬の方が怪我のリスクが減ります。

さらに、その日の馬の体調に異常がないかも知ることができるので、決して手を抜くべきではありません。




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