ベリーダンスの真髄とも言えるタクシーム

ベリーダンサー経験のある方であれば「タクシーム」という言葉を一度は耳にしたことがあるのではないでしょうか?

ベリーダンスの真髄ともいわれるタクシーム(TAXIM)とはどんなものなのかを見ていきましょう。

1.ベリーダンスのタクシーム(TAXIM)

タクシームとはオーケストラの生演奏の合い間にアラブやトルコの一つの楽器で演奏される「楽器の即興」を表し、その音楽と呼応するかのようにベリーダンサーが身体を委ねてシンクロさせていく「舞踊の即興」の融合による、芸術的な瞬間です。

1.タクシーム(TAXIM)を奏でるアラブの楽器

ウード(Oud)
琵琶のような形をしたアラブの弦楽器です。

・ダラブッカ/ダルブッカ(darbukka)
足の長めで大きな杯のような形をしているアラブの太鼓の一つです。膝の上に置いたり、片腕で抱えたりして素手で叩きます。

タブラ(tabla)はアラビア語で「太鼓」を意味していて、エジプトでは主にダラブッカのことをタブラと呼んでいます。

ベリーダンスを踊るときに要となる楽器です。

・ドフ(dof)
英語ではフレームドラムと言われる木枠に革をはった太鼓の一種です。

ベリーダンスのドラム・ソロはタブラなどのパーカッション類だけで演奏される曲のことを差し、ショウタイムではタブラ奏者とダンサーの1対1での即興で掛け合いが行われたりと生演奏のショウの見せ場となっています。




レク(req)/テフ(tef)
アラビア語ではレク、トルコ語ではテフと呼ばれる5つの金属の羽がついたタンバリンのことを差し、演奏するだけではなく、ダンサーが持って踊ったりもします。

2.タクシームは奏者とダンサーで創る芸術

タクシームは自由なリズムの即興演奏のことで、原曲のメロディではなく、奏者の湧き出る感性とその瞬間に表現したい音を演奏するパートのことを差します。

ベリーダンサーは奏者と呼応し、その音と身体をリンクさせていく訳ですが、ダンサーだけの技術が必要な訳ではなく、ダンサーは奏者の息づかいを感じ、奏者はダンサーの動きを感じてメロディを紡いでいく…タクシームは生きた音楽を奏でる最高の芸術作品なのです。

2.タクシームは内なる自分と向き合う時間

タクシームを踊る瞬間とは、ダンサーの身体を通じて、音楽と、ダンサーの内なるものとが融合する瞬間でもあり、お客様にむける視線を内的なものに向けて表現する時間でもあります。

3.タクシームでゆったりリラックス

CDで聞くタクシームは拍がなく、漂うように流れる音楽なので、自宅で行うストレッチのBGMにおすすめです。

ゆったりと身体をほぐしていき、リラックスして良い眠りにつければ最高ですね。




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