トラバースのやり方 | ボルダリングの体の動かし方

ボルダリングの体の動かし方は様々です。

壁の中での動きは制限されていますが、正確な動かし方を学ぶことで、より自由なムーブをすることが出来ます。

今回は「トラバースのやり方 | ボルダリングの体の動かし方」です。

1.上だけではない、横への登り

「ボルダリングは3~4メートルの壁や岩を上へと登っていくスポーツ」です。

ただ、登る方向が上だけとは限りません。

時には、横や斜めへと登っていくこともあり、横移動していくことを「トラバース」と言います。

ボルダリングの課題のほとんどは、“上”に設定されています。

ですが、その“道中”も上への動きばかりになるわけではありません。

重力に逆らって登る上への課題は、筋力や保持力などパワフルさが求められますが、トラバース課題で求められるのは、よりテクニカルな要素です。

小さなホールドの踏み方、クロス、手や足の入れ替えなど、細かいですが、基礎となる不可欠なテクニックを磨くことが出来ます。

初心者、初級者にとってはテクニックを学ぶ場であり、中級者以上ではアップを兼ねてトラバースを登ることで、自分の調子を図り、整えることが出来るのがトラバースなのです。




特に、まだ壁の中での体重移動や足の乗せ方を掴み切れていない初心者にとって、トラバース課題を登ることは、壁やホールドに慣れていくのにうってつけと言えます。

2. 初心者はスラブ壁、垂壁のトラバースで慣れよう

そんな初心者へのオススメはスラブ壁、垂壁でのトラバース課題です。

スラブ壁(90度以下)、垂壁(90度)の壁は、上手くホールドに乗ってバランスがとれていれば、手の保持がほとんど必要になりません。

100度以上の負荷が強い壁では、ホールドの保持や踏み方を丁寧に意識していくことは、初心者にとっては、なかなか難しいことです。

ですが、スラブ壁、垂壁であれば、余裕を持って“ホールドの一つひとつと向き合う時間”を持つことが出来ます。

ガバ、ピンチ、スローパー、カチ、様々なホールドを、どのように保持するか? どのように踏んでいくか? 触る時間を長くとれれば、保持のコツを自分の身体で体感していけます。

トラバースでは、飛びつくようなムーブはほとんどないので、より丁寧な足使いがポイントとなります。

フロントサイド、インサイド、アウトサイドエッジといった、「いま自分は足のどこを使って、ホールドのどの部分を踏んでいるのか」に意識を向けていきましょう。

その意識と身体の動きが一致する感覚が得られたら、その感覚は100度以上の“上”への課題でも活きてくることでしょう。




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