体幹よりも下半身の筋トレが実は重要?

数年前から「体幹トレーニング」という言葉が広まり始め、体幹トレーニングを筋トレやダイエットのために行う人も増えてきています。

しかし、筋肉をつけたいと思って筋トレを行う場合、必ずしも体幹トレーニングが重要になる訳ではなく、むしろ下半身の筋トレを行う方が体幹が強くなる場合があります。

そこで今回は、体幹よりも下半身の筋トレを優先させるべき理由を解説します。

1.「体幹」とは

「体幹」とはいわゆる「胴体」の部分であり、筋肉で言うと「腹直筋」「腹斜筋」「腹横筋」「腸腰筋」などが相当します。

これらの筋肉は上半身のバランスを取る際や、下半身の筋力を上半身に伝える際に使われます。

2.体幹トレーニングの効果

体幹の筋肉はバランス感覚や全身の筋力の向上に繋がります。

ですので、特にスポーツ選手が競技能力を高めるときには非常に有効なトレーニングになります。

では、筋トレにおいてはどうなのでしょうか。

基本的に筋トレは各部位の筋肉を個別に稼働させて、筋肉に十分なダメージを与えるのが狙いです。

しかし、ベンチプレス・デッドリフト・スクワットのように全身の筋肉を総動員させて、出来るだけ重い重量を扱うことが重要になる種目も存在します。

こういった種目の場合、下半身の筋力を上手く上半身に伝えることが重要になります。




そして、この「下半身→上半身」の繋ぎ目となるのが体幹であり、体幹がしっかりとしていると、下半身の筋力を分散させることなく上半身に伝えることが出来るのです。

逆に、体幹の筋力が弱いと下半身の筋力が体幹で分散してしまい、バーベルに上手く力を伝えることが出来なくなってしまいます。

3.体幹トレーニングよりも下半身の筋トレが重要な理由

ただし、冒頭でも述べたように「筋肉をつけたい」というのが目的の場合、体幹トレーニング自体はそれほど重要ではありません。

と言うのも、ベンチプレス・デッドリフト・スクワットのような「体幹の筋力が必要不可欠になる筋トレ種目」を行うことで、必然的に体幹を鍛えることが出来るからです。

特に、下半身の王道種目である「バーベルスクワット」は相当な体幹の筋力を必要とするので、高重量でバーベルスクワットを行うことにより、嫌でも体幹の筋力を高めることが出来るのです。

もちろん、「体幹トレーニングは無駄」という訳ではありません。

個別に体幹を鍛える筋トレを行うメリットはあります。

しかし、筋トレに多くの時間を割けない場合や、最低限の筋トレ種目で効果を得たい場合は、体幹トレーニングを個別で行うよりも、下半身の筋トレを「高重量」で行うようにした方が効率的になります。

また、ダイエットが主な目的の場合、体幹トレーニングは消費カロリーがあまり稼げないので、この場合に限っては体幹トレーニングは非効率で、あまり行う価値のない運動ということになります。




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