倒立の習得法 | ブレイクダンスの上達法

ブレイクダンスにおいて「倒立」は必須です。
パワームーブやフリーズでも倒立は多用するので、習得していると技のバリエーションを増やす事が出来ます。

ここでは倒立の練習方法や、逆立ちとの違い等について解説していきます。

目次

1.ブレイクダンスにおける倒立

ブレイクダンスでは倒立を元にした技が非常に多いです。
例えば、パワームーブの「ラビット」や「1990」、フリーズの「ジョーダン」や「ハローバック」等が代表的です。

まずは倒立と逆立ちの違いを解説した後に、練習方法やコツをお伝えしていきます。

1.倒立と逆立ちの違いとは?

一見、同じように見えますが実は違いがあるのです。
それは「肩」を使っているかどうかです。

逆立ちは両腕のみで身体を支えており、非常に不安定です。
逆立ちをすると、バランスを保つ為に歩かないといけないのもこの為です。

対して、倒立は手から肩が一直線となっており、肩で体重を支えるイメージです。
重心が一定な為、安定して形を維持する事が出来ます。

体操経験者以外が倒立を出来ると言っていても、それはほとんどが逆立ちです。
倒立を行うには意識をして練習する必要があります。
ブレイクダンスには「倒立」が必要となりますので、習得していきましょう。

2.まずは壁倒立から

自宅の壁などに向かって倒立をしてみましょう。
壁に向かってする事で、転倒の危険もありませんし恐怖心も少ないです。




この時に手は肩幅ほど開いて、顔は下を向きます。
また、足は直立にするようにしてください。

その際に、初心者の方は腰が壁から離れてエビ反りになっていると思います。
それでは逆立ちの状態なので、壁に近づいて背中・腰・お尻が壁に付き、手から足が一直線となるように調整して下さい。

そうすると肩に体重が乗っているのを実感できると思います。
その状態が倒立です。
倒立であれば、腕に力を入れなくとも出来るようになるのでその感覚を身につけてください。

3.壁を使わずに倒立

壁倒立で感覚を覚えたら壁を使わずに練習しましょう。
壁に頼っているとバランス感覚が身に付かない為、早めに壁無しで練習する事をお勧めします。

ですが、初心者の方は恐怖心があると思いますので、足を上げる高さ・地面を蹴る強さを調整しながらゆっくりと取り組んでください。

強く蹴りすぎると、背中から落ちてしまい大怪我となってしまう可能性があります。
その為、弱すぎると思うくらいの強さから始めるようにしてください。

2.倒立が出来るようになったら技に挑戦

壁を使わずに倒立が出来るようになったら技に挑戦してみましょう。
お勧めは「ジョーダン」です。

倒立が完璧に出来ていれば、倒立の状態から片手を離すだけです。
その際に、軸手の肩に重心を移動させ、全体重を乗せるようにすると「ピタッ」と止まる事が出来ます。




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この記事を書いた人

当サイトの管理人。元々無趣味な人間だったが、様々な趣味を試すうちに、今では超多趣味人間に。同じように趣味を探している人の役に立ちたく、本サイトを運営しています。

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