ヨガの逆転のポーズは、逆立ちの体勢になるポーズで複数存在します。
普段と逆の姿勢になるので、重力から解放されて効果を得ることができます。
今回は、逆転のポーズのやり方と効果についてお伝えします。
1.ヨガの逆転のポーズ、種類は?
ヨガの逆転のポーズは、いくつかのポーズを総称した呼び方です。
孔雀のポーズ、鋤のポーズ、背倒立のポーズ、三点倒立のポーズ、二点倒立のポーズばど頭を下、足を上に上げるポーズが含まれます。
2.ヨガの逆転のポーズ、効果は?
ヨガの逆転のポーズは、重力から解放されることで血行促進、内臓や骨盤の引き上げ効果があります。
それによりホルモンバランスが良くなり、内臓機能が改善されます。
継続しておこなうようになると、新陳代謝が良くなります。
3.ヨガの逆転のポーズ、やり方は?①鋤のポーズ
背中の下にブランケットなど少し分厚いものを敷きます。
首のくびれているところにブランケットの端がくるようにし、頭は床かヨガマットにつけます。
足の方に敷いてあるヨガマットを折り返してお尻の下に敷くと、滑りにくくなりポーズがやりやすいです。
両手は体に添わせ、二の腕の外側で床を押しながらひざを胸に近づけます。
足を持ち上げ、その後お尻を持ち上げます。
両ひざをおでこにぺたりとつけて、両手は腰に添えてサポートします。
息を吸いながら、おへそに力を入れて両ひざを伸ばします。
手を腰から放し、顔と反対側に伸ばして指を組みます。
おへそに視線を置き、肩甲骨を胸の方に押すようにします。
骨盤は、床と垂直になるようにしっかりと立てます。
両足のつま先を揃えて床をとらえ、ひざを伸ばします。
両手と両足のかかとで引っ張り合うようにしましょう。
ひざを伸ばすのが難しければ、両ひざは曲がっていても大丈夫です。
その場合は、肩から腰までを垂直に立てるのがポイントです。
ゆっくりと腰を床に下ろし、仰向けでリラックスします。
ブランケットがなければ、首が動かないように注意しておこないます。
4.ヨガの逆転のポーズ、やり方は?②三点倒立のポーズ
両手と頭頂部の三点で体を支えて、逆立ちをするポーズです。
頭頂部をしっかりと床につけて、両手でサポートしながらおこなうことが大切です。
まず、足を腰幅の2倍くらいに開いて立ち、両手を腰に添えます。
息を吐きながら、両手を足と足の間の床に肩幅に広げてつきます。
両手と三角形を作れる位置に、頭頂部をつけます。
重心が均等にかかる位置を探して頭頂部をつけるのが、ポイントです。
重心を肩の上に乗せて、両足を床から離します。
息を吸いながら、両足をまっすぐに空の方に伸ばします。
視線は正面に置き、3呼吸程ポーズをキープします。
肩甲骨を胸の方に押し出すようにし、恥骨と尾骨を空の方に引き上げます。
つま先で空を押すイメージを持つといいでしょう。
ヨガの逆転のポーズでは首を痛めやすいものが多いので、慣れるまでは指導者とともにおこなった方がいいでしょう。
三点倒立のポーズは、壁際でおこなうと、やりやすくなります。
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