新体操をするにあたり、新体操とはどういうスポーツか、ということを知ることが何よりも大切だと思います。
新体操をこれから始めるお子様も、家族の方も、「新体操」を知っていただけたらと思います。
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1.新体操とは
新体操とは、体を大きく美しく使い、音楽に合わせて踊るスポーツです。
女子の新体操はオリンピック種目でもあり、国内でもインカレ・国体・高校総体・中学総体の競技にも取り入れられています。
1984年のロサンゼルスオリンピックで個人種目、1996年のアトランタオリンピックで団体競技が、オリンピックの公式種目として採用されました。
競技では13m×13m四方のフロアマットの上で、ルールの規定内で作られた華やかなレオタードを着て、音楽に合わせて演技をして芸術性を競い合います。
新体操には何も持たず踊る「徒手」で踊る演技と、ロープ・フープ・ボール・クラブ・リボンの「手具」を使う演技があります。
大勢で踊ることを「集団演技」、競技になると5人で踊る「団体」、一人で踊る「個人」があります。
競技をしている選手も、所属チームの発表会等で集団演技をすることがあり、大勢で踊る集団演技はとても迫力があります。
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2.新体操の採点方法
新体操のルールの項目でも説明させていただいていますが、構成点(D)は実施されたものを加算していく採点方法、実施(E)は10点満点からよくなかったところを引いていく減点方法で、D+Eの点数で競い合います。
13m×13m四方のフロアマットの前に審判員が座っていて、採点を行います。
2017年からのルールで、実施(E)の中に芸術的価値を評価する項目が増えたことで、より音楽との統一感や音楽に合った演技をすることが求められるようになりました。
3.クラス
所属するクラブによって名称は違ってきます。
新体操をはじめるクラスがあり、そこで新体操の基本や楽しさを学び、そこから上級クラスに上がっていったり、選手クラスに入ったりします。
クラスに年齢などの振り分けがあったり、選手クラスに入るためにテストが合ったりしますので、所属するクラブの先生に詳しく聞くことをお勧めします。
4.新体操の魅力とは
新体操は全身を動かして踊りを表現する美しいスポーツです。
新体操=練習が厳しい・体重制限がある、など、競技になるととても大変なイメージがあると思いますが、それ以上に引き付けられる魅力があると思います。
新体操を学ぶことで、美しい姿勢や礼儀正しくなり、美を追求するスポーツですので大人の女性になったときにとても魅力的になります。
また、新体操は長く継続していくことで新体操の良さ・素晴らしさを感じることができる奥の深いスポーツです。
「継続は力なり」という言葉があるように、長く続けることで新体操から身につくことがたくさんありますので、1つのことを長く続けてほしいと思っておられる親御さんにはお勧めしたいスポーツです。
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