新体操のボールが上達する基礎練習

新体操のボールの演技と言えば、流れるようにしなやかな柔軟性をいかした演技が多く見れます。

ボーリングのボールのように見えますが、新体操のボールはゴムでできており、柔らかく重たすぎないのが特徴です。

小さいお子様にもボールは扱いやすく、楽しく踊れる手具です。

ボールを正しく上手に扱うための基礎練習を紹介します。

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1.持ち方

まずはボールの持ち方の基礎です。

先ほども説明しましたが、ボールはゴム製でできています。

柔らかいので指に力を入れて掴んで持つこともできますが、新体操では掴んで持つことはNGです。

まず、手の平を上に向けて指を閉じてお皿を作るような形を作ります。

その上にボールを置きます。

ボールを包むようにボールに指を軽く添わせてください。

これがボールの持ち方の基礎になります。

ボールは「持つ」というより「手に乗せる」という表現が合っているように思います。

片手から反対の手に持ちかえるときも、お皿からお皿に移すように持ち替えましょう。

頭の後ろや腰の後ろでの持ち替えをしてみてください。

この時も指でつかんで持ち替えるのではなく、手の平から手の平へ受け渡せるようにしてください。

競技になると、ボールを掴む行為は減点対象になります。

正しく持てるように気を付けていきましょう。

2.突き

次にボールの突きの基本です。

新体操のボールはゴムでできているので、突くと大きくはねたり、小さく細かく床と突いたり、痛くないので体のあらゆる部位で突くことができます。

ボールを突くときの基本もの準備も、基礎の持ち方を守って準備します。

まずは両手での突きです。

両手でボールを持ち、体の前に肘を伸ばして準備してください。

そこからボールを床に押すようにボールを突きます。

突いたボールを受ける時も、手のお皿にのせるように受けてください。

片手も同じように突きの練習をしてみましょう。

2回・3回と連続で突く場合は、手をボールの形にしてボールが手に吸い付いてくるように突きます。

ボールを突くときにぺちぺちと手の平だけで突くのではなく、手をボールの形のように少し丸くして、しっかり床に押せるようにしましょう。




腰の高さほどの突きをするときに、膝の屈伸運動をつかってボールを突くと、滑らかにボールの突きをすることができます。

3.転がし

ボールの転がしの基礎です。

転がしはボールの柔らかさ、滑らかさを表現する操作です。

腕や体を転がすときに、とんとんとはずんでしまわないように気を付けてください。

まずは両手でボールを転がす練習です。

両手にボールを持ち、肘を伸ばして体の前、胸の高さに準備します。

そこから少し手を上げて、体のほうに転がしてみましょう。

転がすきっかけを指で押すのではなく、自然に転がるよう手首は曲げないようにしてください。

肘が曲がっているとはずんでしまいますし、肘が開いていると腕からボールが落ちてしまいますので、肘のポジションも気を付けましょう。

体のほうに転がってきたら、手を下げて、ボールを手に転がします。

受ける瞬間に少しすい上げるように手を胸の位置ぐらいまで戻すと、ボールを受け損なうことなくとることができます。

両手での転がしがスムーズにできるようになってきたら、片手から片手への転がしに挑戦しましょう。

片手にボールを持ちます。

片手からまずは胸の真ん中まで転がして反対の手で止めましょう。

ここまでがスムーズに転がるようになってきたら、残り半分の練習に移ります。

転がし始めた手で胸の真ん中にボールを置き、受け取る方の手のほうへ転がします。

受け取るときに、肘を曲げて抱え込んでしまわないよう、しっかり手の平まで転がして取れるようにしてください。

半分ずつの転がしを何回か練習してできるようになってきたら、つなげて転がしてみましょう。

片手で準備をして、腕から胸を通って反対の腕をしっかり通るように転がします。

転がすきっかけを指や手首でしないよう、スタートの手は少し斜めに上げて、滑り台を転がすように傾斜を作ってください。

腕から落ちてしまうときは、手の平がちゃんと上に向ているか確認しましょう。

胸の前に来ず、肩のほうに転がってしまうときは、ボールをのぞき込んでしまっている可能性があるので、まっすぐ首を伸ばして胸を広く姿勢をとってください。

体の前をとおす転がしができるようになると、首の後ろを通す転がしや、手から肩を通り、背中の方の転がしてとる転がしなどにも挑戦してみてください。




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