力加減の目安 | ビリヤードの基礎講座

ビリヤードの基礎講座として、ショットの力加減の目安についてまとめてみます。

ビリヤードのショットは弱いショットから強いショットまで色々な力加減があり、適材適所で使い分けていく必要があります。

1.ビリヤードのショットの力加減

ポケットビリヤードのゲームでは的玉を入れた後に次の玉を入れるためにポジショニングが必要になってきます。

ポジショニングのためには極弱いショットから極強いショットまで様々な力加減が必要になってきます。

特に強いショットに関しては、自分が持っている実力とか筋力などの兼ね合いで、人それぞれ最大値が変わります。

自分の持っている実力を確かめて、狙えるショットなのか狙うための選択肢からはずすべきかをあらかじめ知っておくことはゲームマネージメントにおいて大切になってきます。

1.強い力加減のショット

ポケットビリヤードで必要となる1番強い力加減のショットは、クッションに入る回数で示すことができます。

ヘッド側の右コーナーポケット付近の一角に手玉をセットして近い長クッションに向かって強く撞きます。

右長クッション、奥短クッション、左長クッション、手前短クッション、右長、奥短、左長、右長、手前短、と多い人で9回クッションして手玉が転がっていきます。

女性や筋力がない方は9回目の最後の手前短クッションまで到達できない方も多いです。

男子プロ選手でもテーブルコンディションによりますが特殊なショットでない限り10クッションぐらいが限界かと思います。

一般男性であれば9回目までできれば合格です。

一般女性であれば8回目までで合格です。

この力加減を10段階の10の力加減とし、8、9、10を強い力加減のショットと位置付けることにします。

2.弱い力加減のショット

ポケットビリヤードで必要となる1番弱い力加減のショットは、玉の転がる距離で示すことができます。

手玉をヘッドスポットに配置します。

フットスポットに向かって手玉をできるだけ弱く撞いてみましょう。

テーブルの半分を越えて先のクッションまで行ってしまった人はかなり力が強すぎますので、再度チャレンジしてみてください。

センタースポットよりも先に手玉が転がってしまった人は、まだまだ力をセーブすることできるはずですので、再度チャレンジしてみてください。

ところで、ビリヤードの玉の直系は57mm程度なのですが、目標として手玉が1回転する距離は180mm(18cm、玉を3個並べた距離)ぐらいです。

この1回転の距離を正確に毎回出せるようにコントロールできるようにチャレンジしてみてください。

弱すぎるのもアウトです。

正確に1回転をコントロールできる感覚が必要です。

そして、この力加減を10段階の1の力加減とし、1、2、3を弱い力加減のショットと位置付けることにします。




3.普通の力加減のショット

10段階の力加減で弱い強いを除いた4、5、6、7のショットを普通の力加減のショットと位置付けることにします。

実はポケットビリヤードでは、9割ぐらいはこの普通の力加減で対応できます。

ただ残りの1割のショットが勝負を決めるショットになったりすることもあって、決まってドラマチックな展開は残りの1割のショットから生まれるのも確かです。

なので困った場面にならない限りは普通の力加減で対処できる方法を考えることと、そもそも困らないところにポジションを考えることを心がけるようにすると良いかと思います。

そして、困ったときには大胆なショットにもチャレンジしてみてください。

2.強い力加減が必要な場面

ポジショニングをミスしてフリが想定していた方と逆フリになってしまうような場合がよくあります。

また、相手が残した配置から自分が撞く場合は、必ずしも自分に有利な配置が残るとは限りません。

例えば、弱く撞いても手玉が遠ざかる一方になってしまうような場合、何度かクッションを使って手玉をポジショニングしないとだめな時は強い力加減で長い距離を走らせてポジショニングを考えます。

他にも、フリが小さい玉から距離のあるネキを考えなければならないような場合にも強い力加減が必要になります。

フリの小さい玉は手玉のスピードが的玉に吸収されるので、手玉のスピードが遅くなります。

それを補うために、強い力加減が必要になります。

3.弱い力加減が必要な場面

フリが大きな配置で手玉をできるだけ転がしたくないような場合に弱い力加減が必要になります。

他にも撞きづらの配置で上撞点しか撞けないのに穴の前に的玉があって手玉が一緒にポケットに落ちてしまいそうな場合などにも必要となることがあります。

ところで、弱い力加減のショットの場合には、ノークッションファールというファールに注意してください。

手玉が的玉に当たった後ポケットされない場合は、手玉かいずれかの的玉が最低1個クッションに触れないとファールになります。

弱すぎるとこのノークッションファールになり、ナインボールなどでは相手のフリーボールとなるためショットの際は注意してください。

4.普通の力加減が必要な場面

特段制約がなく、ただ入れていけば自然に最後の玉まで取り切れるような配置を「玉なり」という事がありますが、こした玉なりの配置の時は普通の加減で撞いておくのが鉄則です。

また、ポケットビリヤードでは、特段制約がなければ、ポケットに的玉を入れた後、手玉をワンクッションさせてテーブルの中央に戻すようなショットが有効な場面が多いです。

力加減が強すぎるショットや弱すぎるショットはミスがつきものです。

普通の加減で取り切れるようなゲームメーク、ゲームマネージメントを心がけましょう。




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