正しいストロークの身につけ方 | ビリヤードの基礎講座

ビリヤードの基礎講座として正しいストロークの身につけ方をまとめます。

人によって「正しい」のとらえ方は千差万別なので、自分の考えとあわないと思ったら、一度読んでもらってすぎに忘れてもらってもいいです。

ひとつの参考だと思って読んでいただければありがたいです。

目次

1.ビリヤードのストロークの基本と究極

ビリヤードでキューを振る行為をストロークと言いますが、基本中の基本にして究極の目標として、「キューをまっすぐ振る」ということがあげられます。

これが完璧にできている方はストロークの勉強はすぐにでも卒業して良いと思いますし、神業を持っている方と言っても過言ではありません。

そもそも人間の体の構造は、キューをまっすぐ振ることに特化してつくられているわけではないので、「基本だからまっすぐ振るようにしてね!」と言われてもすぐにできるわけがないのです。

ですので、まっすぐ振るためにどのように体を使ったら良いかを理論と実践で培っていく必要があるのです。

2.まっすぐ振るために気を付けること

さっそくまっすぐ振るために必要な観点に関して見ていくことにします。

1.肘が支点になった振り子運動は間違い

ビリヤードの多くの教科書では、初心者の方がわかりやすいようにするために「利き手の肘を支点に振り子のようにストロークする」と書かれています。

ただ、これはあくまで人間の体の構造を無視した簡略化された説明であって、読みやすさ、イメージしやすさに視点をおいた説明になります。

考えてみてください。

人間の肘の構造が、チョウツガイみたいになっていて、振り子の動きで動くと思えますか?

しかも、もし肘を支点に振り子のように円運動しながら腕を動かせば当然キューには上下運動が出てしまいますよね。

これでは絶対にキューはまっすぐ振れないのです。

2.キューの動きに体を合わせる

肘支点の考え方を捨て、「まっすぐなキューの動き」に「体の動き」をあわせていくことを考えます。

レールにはポイントがついていますが、この2つ以上のポイントの上でキューを親指と人差し指で挟むようにして構えてみてください。

そして、キューをつまんでいる手の先をレールにぴったりくっつけたままゆっくりテイクバックしてゆっくりフォロースルーしてみてください。

このとき3次元的に左右上下を考えてキューがまっすぐ動いていることはわかりますよね?

強制的にキューをまっすぐ動かしている状態です。

このキューの動きに体の動きを意識してあわせていくのです。

テイクバックをする段階では手首の角度を変えないようにするとつまんでいる指の角度が徐々に鋭角になっていき、肘の位置は徐々に下がっていきますよね。




さらに、二の腕が肘に引っ張られる形で下がっていき肩の関節が少し回ることを意識してください。

テイクバックが最も後ろに来たとき、腕はまっすぐな状態になり、そこから最初に構えた位置に向けて前方にキューを動かし始めます。

肘の位置はインパクトに向けて徐々に上がっていき、肩もテイクバックとは逆向きに回り、キューをつまんだ指の角度はキューと90度に戻っていきます。

キューをつまんだ指の角度はキューと90度に戻ったところが最初に構えた位置になり、その瞬間がインパクトの瞬間だと考えてください。

その後キューがフォロースルーに向けて前に出ていきますが、つまんだ指は90度より徐々に広がって、肘の位置は下がりながら前方に出ていきます。

肘を前方に出すためには、肩が同時に回転しているということを意識してください。

これが実際におきているまっすぐキューを振ったときの手と腕の動きです。

かなり複雑な動きをしていますし実際のところはもっともっと複雑な動きをしているでしょうから、一読して本当の意味で理解できる人はいないと思います。

なので、「そんな理解できないことを聞いても意味がない!」と思われるかもしれませんが、これを言葉で覚える必要はまったくないのです。

言葉で覚えるのではなく、反復練習によって体(脳)に覚えさせるのです。

お箸を使うのに、お箸の握り方や使い方を言葉で考えながら使う人はいませんよね?

自転車をこぐのに、いちいち言葉で足の動きを考える人はいませんよね?

それと同じで、キューも言葉で意識しないでも使えるようになることが目標なのです。

脳の深い部分で覚えて一度使えるようになったことは簡単に忘れない記憶になりますので、そういう意味でも反復練習は大事です。

3.ストロークのまとめ

一度理屈で理解したら、あとは反復練習あるのみです。

キューをまっすぐに振るための練習方法はいろいろなところで紹介されていますが、ペットボトルなどを使って行う練習なども効果的です。

人間の体は複雑な構造をしていますが、ひとつひとつを意識して動かすことはしておらず、脳が動きを統合している一連の動きが完結します。

スムーズで無駄のない体の動きは反復練習によってのみ培われるものなのです。

一度うまくいっていることでもいつからかしっくりこなくなることもありますので、そんなときは結果を恐れずいろいろ方法や理論を試してみると良いと思います。

そしてビリヤードをするすべてのプレーヤにとってこのストロークは永遠の課題だと思います。

基礎的でつまらない練習ですが早く覚えた人から得をすることなので、是非頑張ってみてください。




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この記事を書いた人

当サイトの管理人。元々無趣味な人間だったが、様々な趣味を試すうちに、今では超多趣味人間に。同じように趣味を探している人の役に立ちたく、本サイトを運営しています。

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