最低限覚えておきたいビリヤード用語

ビリヤードを趣味としてはじめるに当たって、最低覚えておきたいビリヤード用語をいくつかのジャンルに分けて見ていきます。

ここで全ての用語を解説するのは難しいので、必要最低限の用語のみをかなりハショって書いています。

1.ビリヤード競技の種類

ビリヤード競技のメジャーな種類はおおまかに3つに分類できます。

1.ポケットビリヤード

長方形のテーブルのコーナー、サイドの6つのポケットに玉を落として行くタイプのビリヤードです。

日本の若者には一番人気があります。

2.キャロムビリヤード

自分の玉を撞きながら他の玉に「当てる」タイプのビリヤードです。

台にはポケットと呼ばれる穴はありません。

3つの玉で行う競技や、4つの玉で行う競技があり、それぞれ、スリークッション、四つ玉などと呼ばれます。

3.スヌーカー

ポケットビリヤードに近いですが、英国で盛んなビリヤード競技の1つです。

ポケットビリヤードより小さな玉、大きなテーブルで行う競技です。

日本国内では遊べる場所は少ないです。

2.ビリヤードの道具に関する用語

ビリヤードで使う代表的な道具の用語をまとめてみます。

1.キュー

玉を撞く木の棒がキューです。

ボーリング場でのレンタルシューズのようなもので、ほとんどのお店に貸しキューが常備されています。

初めて行くのであれば、貸しキューでも良いかと思います。

自分専用のカスタムキューが欲しくなったら店員さんやお店の仲間に相談してみましょう。

2.タップ

キューの先に付いている皮の部分がタップと言います。

これが付いていないと、玉を撞くことができません。

貸しキューにはタップが付いていますので、初めて行く場合も自分で準備する必要はありません。

カスタムキュー同様に、自分専用のタップを購入することもできます。

タップは消耗品なので、数ヵ月に一回は交換が必要になります。

3.チョーク

タップに塗って玉を撞いた時に滑らないようにするための滑り止めです。

ほとんどのお店に常備されていますので準備は不要です。

4.ボール

玉です。

自分の撞く玉を手玉、手玉を当てる玉を的玉と呼びます。

英語っぽく言うと、手玉はキューボール、的玉はオブジェクトボールと言います。

ポケットビリヤードのボールは白い手玉なので、白玉と呼ぶこともあります。

白以外は色玉、カラーボールと呼ぶこともあります。

ポケットビリヤードのボールは手玉が1個、1から15の番号が付いた15個で合計16個で1セットです。

キャロムビリヤードでは、白玉以外に、黄色玉や赤玉を使います。

5.テーブル

プレーをするための台です。

ラッシャとかクロスと呼ばれるナイロン系の布で覆われたスレートと呼ばれる硬質の板、ゴムと木枠で作られたクッションと呼ばれるパーツ等を組み合わせて作られています。

ポケットビリヤード、キャロムビリヤード、スヌーカー、それぞれに異なるテーブルを使います。

お店によってはポケット用のテーブルしか置いていないお店もあります。

やりたい競技種目によってお店を選ぶことが必要になりますのでお店選びの時には下調べしておくと良いでしょう。

ポケットビリヤードがしたいのにキャロム用の台しか置いていないお店に行って、

「あのぉ、穴がどこにもないんですけどぉ」

と言って恥ずかしい思いをしたことがある人もいるぐらいです。

6.メカニカルブリッジ

手の届かない配置の玉を撞く時に使う補助道具です。

チョハッカイが使う熊手みたいなのに似ているので、チョハッカイと呼ぶ人も?

メカニカルレスト、単にレストと呼ぶこともあります。

7.ラック

ポケットビリヤードの台といっしょに設備として設置された三角の木枠のことをこう呼びます。

プラスチック製のラックもあります。

ゲームの開始前に的玉をまとめてセットするための道具です。

3.ルール

一般的にファール(反則)になるようなプレーの呼び方をいくつか挙げておきます。

1.玉触り

撞く前に手玉や的玉に誤って触ってしまう行為でファールになります。

2.二度撞き

手玉と的玉が接近しているような時に、ト、トンと2回続けて手玉を撞いてしまうことがあります。

一般的にはファールとなります。

3.リク

手玉を撞いた時に手玉以外の玉やクッションに力を加える行為のことを言います。

少し難しいので初心者のうちはあまり意識する必要はないかもしれません。




4.玉違い

撞く玉を間違えること。

最初に当てる玉を間違えること。

両方に使います。

5.最低片足は床に接地

ビリヤードはほとんどの競技で玉を撞く際に最低片足を床に付けておかないといけません。

両足とも床から離れると一般的にファールとなります。

4.ゲーム

ポケットビリヤードのみ、メジャーなゲームを3つだけ紹介します。

1.(先攻後攻決め)バンキング

ゲーム開始の前に先攻後攻を決めるためのジャンケンのようなものです。

対戦相手同士が同時に手玉を長いレールと平行に一往復させて手前のレールに近い方が先攻後攻を選択できます。

普通は勝った方が先攻を選びます。

2.ナインボール

手玉と9つの的玉を使って遊ぶゲームです。

テーブルに残った的玉のうち1番小さい番号順に当てなければなりません。

9番ボールをポケットすると勝ちです。

一番小さな番号の玉に当たって的玉がポケットに入ればショットが成立します。

途中で9番が落ちても勝ちになります。

ポケットに成功すれば続けて次の玉も撞くことができます。

映画ハスラー2で人気になり、爆発的に日本国内に広がりました。

今でも国内では最も人気のあるゲームでしょう。

3.エイトボール

手玉と15個の的玉を全て使います。

Lowボール(1番から7番)、Highボール(9番から15番)のグループに分けて、自分のグループの玉を全て落としきってから8番をポケットすると勝ちになります。

自分のグループの玉が残っている間に8番を落としてしまうと負けになります。

4.ローテーション

手玉と15個の的玉を全て使います。

的玉の番号がそのまま得点になります。

全部落とすと120点(1から15の合計)。

持ち点を決めてその点に先に到達した人が勝ちとなります。

5.専門用語

趣味とはいえ少しかじっておくと何かとよい、ビリヤード用語をいくつか挙げてみます。

1.常連

お店に行くと常時いる謎の人達(笑)

地元の人が多いですね。

色々な職業、色々な出身地、ビリヤードの技術的なレベルも様々。

気の合う仲間を見つけてください。

2.華台

お店の常連さん達がタムロしているちょっと怖いテーブルです。(笑)

3.しばキュー

お店に設置されている貸キューの別名

4.ショウガ
撞いている人の集中力を逸らすために入れるガヤのこと。

関西方面ではよく使われます。

5.レストorブリッジ

キューを支える土台となる手のことをこう呼びます。

メカニカルブリッジを指してこう呼ぶことがありますが、手を指すことの方が多いです。

人差し指と親指で輪を作ってしっかりキューをホールドするブリッジがスタンダードブリッジです。

それに対してジャンケンのパーのように手を開いて手のひらに少しクボミをつくるようにし手に添えた親指の上にキューを乗せるようにするのがオープンブリッジです。

スタンダードブリッジを作っていくためにはかなりの時間がかかりますから、初心者の方にはオープンブリッジをおすすめします。

6.撞点

手玉の左右上下のどの点をキューで撞くか。

手玉をキューで撞く点のこと。

7.ヒネリorネジorイングリッシュ

手玉の左右を撞くこと。

撞いた時の状態。

色んな言い方があります。

8.ドローorフォロー

日本語で言うと、引き、押し。

手玉の下を撞いてバックスピンをかけながら撞くのがドロー。

手玉の上を撞いて前進回転をかけながら撞くのがフォロー。

9.ポジショニング

ゲームを優位に運ぶために、手玉を自分の撞きたい場所にコントロールして運ぶこと。

10.マッセ

キューを立ててラッシャの方向に強く撞きこんで強烈なスピンを与えながら手玉を撞くテクニック。

ラッシャを破くと高額の弁償代金を請求されることがあるので注意しましょう。

11.ゴッキュー

5番9番を点玉として、点数を競い合うナインボールの変化形のゲーム。

12.ボーラード

ボーリングのルールを真似て作られたゲーム。

パーフェクトは300点。

実力が比較的正確に点数に現れるため日本のプロ検定の試験種目に採用されています。

初心者の方ですと、50点ぐらいが最初のハードルになると思います。

13.センターショット

的玉をテーブルの真ん中に配置して、手玉をコーナーポケットとの一直線上に置いて入れる練習をするための配置です。

練習配置のイロハの「イ」です。




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