ルアー釣りをやってみようと思ったら、まずはいろいろと学んだほうがよいでしょう。
ただ、あまり「学ぶ」という感じで気負っていると面倒になってしまうので、気軽に学んだほうがすんなり入っていけるのではないでしょうか?
ルアー釣りの竿部分には数多くの専門用語がありますが、今回は「フック」について説明してみましょう。
1.ルアー釣りにおけるフックとは
「フック」とはルアーやワームにつける、いろいろな形状をしている小さい針金です。
ルアー釣りのフックにはたくさんの形状がありますが、それらには名前がついています。
フックは「シングルフック」「ダブルフック」「トレブルフック」というものがあります。
これらは名前の通りになっていて、「シングルフック」というのは一本の針でできています。
貫通する力が強くてパワーゲーム向けです。
「ダブルフック」は針先が二又になっているフックで、障害物を回避する能力に優れています。
「トレブルフック」はシングルフックを3つ溶接されたような構造の、一般的なフックです。
また、針先の種類には「ストレート」「ネムリ」というものがあります。
「ストレート」は針の先が外向きなので刺さりやすいのでヒットしやすいのですが、貫通力が低くフッキングがしにくいのが難点です。
それに対して「ネムリ」は針の先が内向きなので、貫通力があってフッキングしやすいものの、刺さり辛いという特徴を持っています。
ネムリは針先の負担が小さいので大物狙い、それ以外ならストレートという風にしてこれらを使い分けると、より細かい釣りができるでしょう。
2.フックの交換時期は?
ルアー釣りのフックというものも消耗品です。
使い続けていると替える必要が出てきます。
フックの交換時期は「刺さりが悪くなった時」と覚えておきましょう。
めんどうかもしれませんが、数匹釣ったら、針先のチェックをするとよいでしょう。
最初に新品がどれくらい刺さるのかを知っておくとよいでしょう。
針先がの刺さりが悪くなってくると力を入れても刺さらないことになって、もちろん魚にも刺さらなくなり、逃げられることが多くなるからです。
ですので、ちょっとでも刺さりが悪くなったと感じたら交換するのがベストです。
1.いやな「根がかり」後もチェック
それから、「根がかり」をした後もチェックしてください。
根がかりとは、釣り針・ルアーが水底の岩や根株、サンゴ等の障害物に引っかかることです。
この場合、もちろんフックにも負担がかかることがあるからです。
また、錆びたフックなんかも交換したほうがよいでしょう。
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