フォアスパイラルのやり方とコツ | フィギュアスケートが上達する練習方法

ターンとステップを覚えたら、次はスパイラルです。

いくつかあるスパイラルの中から、今回はフォアスパイラルを会得します。

フォアとつくのでフォア滑走しながらスパイラルをやればと思うかもしれませんが、思うほどそう簡単ではないのがスパイラルです。

しかしフォアスパイラルが一番難易度が低いので、完璧にこちらをマスターすることでほかのスパイラルの会得にも繋がると思います。

流れるように滑りながら一定の間体勢をキープしなくてはならないので、バランスと筋力が不可欠となります。

フィギュアスケートの技を覚える度に、筋肉痛も伴っていたと思います。

普段の生活、手軽にできる軽い運動などでは味わったことのない筋肉痛の方もいたと思います。

フィギュアスケートで高難度の技を会得していくには、筋トレや柔軟が必須です。

特にスパイラルの場合は足を高くあげた状態を3秒キープなどの規定もありますので、競技に関係なく綺麗なポーズを維持するためにも、基礎的な柔軟運動と筋トレを続けることが、上達にもつながります。

1.スパイラルとは

スパイラルにもいくつかの種類(名称)があります。

いずれも腰の位置より高く足をあげて3秒以上キープする必要があります。

当然のことながら片足でしかもフリーになっている足を腰の位置より高くあげれば不安定になります。

身体が堅ければ腰の位置より上に足をあげるだけでも困難です。

またあげられたとしても維持するのが困難です。

そこでスパイラルを氷上で実践する前に、身体を柔らかくして筋肉を強化することが必要になります。

2.柔軟と筋トレ

柔軟体操は一定の空間が確保できればどこでもできる運動ですが、筋トレとなればそれ相応のものが整った場所でないとできないのでは……と思うこともあると思います。

競技選手を目指すのなら専門のトレーナーの元、しっかりとした筋トレが不可欠ですが、楽しく趣味の範囲で程度であれば、毎日コツコツと続けるだけで効果が感じられると思います。

まずは柔軟、こちらは開脚と開脚前屈ができるようになってください。

いきなりは無理ですので、少しずつで構いません。

また入浴後など身体の筋肉がほぐれている時にするのも効果的です。

次に筋トレですが、何かに掴まってとりあえず足を腰より上にあげてみてください。




無理な時は限界までで構いません。

上げた足をキープする時、どこの筋肉を一番使ったかがここでわかります。

多くの方は腹筋に力を入れたと思います。

スパイラルで体勢を維持するには腹筋の強化が不可欠だとわかります。

柔軟と合わせて腹筋強化に勤しんでください。

3.基本はバレエのアラベスク

スパイラルはバレエのアラベスクに似たようなポーズを基本としてバリエーションを加えています。

バレエ経験者であれば、バレエから離れて数年でもすぐ勘が戻ると思います。

バレエ未経験の方は、必ず何かに掴まれる場所でフリーになっている足を後方に伸ばし腰より上にあげて3秒間キープすることに慣れる練習をするのがよいと思います。

その時、顔は必ず真正面、下を向いてはいけません。

かなり厳しい体勢になっていると思います。

何かに掴まりながらでできるようになったら、少しずつ掴まっている手の力を抜き、手を放していきます。

両手を広げてバランスをとります。

グラついたり、足がブラブラと揺れたりしなくなれば。いよいよ氷上で実践です。

4.フォアスパイラル

スケート靴を履いたら、まずその場でアラベスクの体勢をやってみましょう。

スケート靴でするとまた違って感覚になっていると思います。

なにより靴の重さで足を上げることができてもキープするのが難しく感じる人もいると思います。

何度かそこで靴の重さになれていただき、問題がないようでしたらリンクの上で実践します。

いきなりは恐怖心もあると思いますので、手摺を掴んでやってみましょう。

やれそうな感じになったらフォア滑走、後方に人が近づいていないことを確認してから片足滑走しながらフリーの足をあげていきます。

いきなり腰の位置より高くあげる必要はありません。

お尻より下でも大丈夫です。

まずはフリーになっている足を軸足からできるだけ離した場所で3秒ほど維持する、それを繰り返します。

繰り返すことで腹筋も鍛えられますし、恐怖心が根付く心配も回避されます。

また好きなフィギュアスケート選手の華麗なスパイラルを思いだし、イメージするのも上達になります。

フォア滑走から基本のアラベスクスパイラル、これがフォアスパイラルになります。




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