乗馬馬と競馬馬の違い|乗馬の豆知識

乗馬用の馬とと競馬用の馬の違いは何でしょうか?

乗馬用と競馬用の馬の種類は同じでしょうか?

調教の仕方はどうでしょうか?

今回は、皆さんが知っていそうで知らない乗馬用の馬と競馬用の馬の違いについて説明したいと思います。

1.競馬馬と乗馬馬の種類の違い

日本の競馬に使われている馬は、殆どサラブレッド種です。

海外から、良い血統の馬を種馬として輸入したりして、国内でも繁殖をしています。

乗馬用の馬は、競馬用の馬よりも種類も多く、サラブレッド種、アングロアラブ種、アラブ種、セルフランセ種、ハンター種、トラケーネン種と、数え上げたらきりが無いぐらいの沢山の種類の馬が、乗馬用馬として活躍しています。

しかし、乗馬専用の馬が、国内で生産されるようになったのは、ここ数十年のことで、ちょっと前までは、日本の乗馬馬の殆どが、競馬を引退してきた馬か、競馬馬になるために生まれたものの、良いタイムが出せずに競馬馬ではなく乗馬馬に転向したサラブレッドが主流でした。

競馬を引退してから、乗馬用に調教するので、あまり若い馬は居ませんでした。

乗馬馬では10歳になっても、現役の障碍飛越の競技馬も沢山いますが、競馬では、速ければ2-3歳でデビューして4歳で引退という馬も居ます・

しかし、最近は海外から乗馬用に生産された馬を輸入する人たちが増え、日本でも乗馬用の馬が繁殖されるようになり、乗馬用の馬の選択肢もずいぶんと増えました。




2.乗馬馬と競馬馬の調教の違い

乗馬用の馬は、人間の声にも反応して動いたり、止まったりする調教から、斜めやスキップをするように歩いたりする調教を課される馬も居ます。

身体も乗馬に適した運動がしやすいように作られていきます。

競馬用の馬は、前へ前へ、より速く走るための調教と身体つくりをします。

大まかな言い方をすれば、乗馬用の馬は、人間の合図に合わせて止まったり、ゆっくり歩いたり、速く歩いたりしなくてはいけませんが、
競馬用の馬は、人間が合図したらより速く走るように調教されます。

乗馬用の馬に比べると競馬用の馬のほうが身体も引き締まって、ほっそりとしています。

特に初心者用の乗馬馬は、おとなしく、冷静で、人間に従順な馬が良しとされますが、競馬馬の場合は、少し血の気の多い、負けず嫌いな馬のほうが良い成績を出します。

今でも、多くの馬が競馬引退後に乗馬用の馬に転向してきますが、今まで調教されてきたことと全く違うことを教え込まれるのですから、馬も大変です。

やはり、今までと違うことを教えられ混乱する馬も多いので、競馬馬を乗馬馬に転向させる調教は、決して簡単ではないでしょう。

しかし、競走馬として育てられた馬は、やはり運動能力の高い遺伝子を引き継いでいるからか、優秀な乗馬用馬としても活躍している名馬は沢山います。




おすすめの記事