守るべき乗馬のマナー

乗馬は、伝統と格式を重んじ、紳士淑女のスポーツと言われています。

その為に敷居が高いと思われがちですが、最近ではずいぶんと一般的なスポーツになってきたと思います。

どんなスポーツにも守るべきというか、暗黙の了解的なマナがーあります。

今回は乗馬のマナーについて少し説明したいと思います。

1.乗馬のマナー 服装について

多くのスポーツの試合用のユニフォームは、汚れても手入れのしやすそうないわゆるスポーツウェアが多いと思います。

それに比べると、乗馬の試合用ユニフォームはジャケットに白い乗馬ズボン、ネクタイにトップハット、むしろ汚してはいけないようないでたちです。

乗馬は、マナーというか暗黙のうちに礼節を要求されるスポーツだと思います。

そのためなのか、スポーツのユニフォームなのに乗馬服は汚さないように立ち居振舞うことが求められています。

乗馬は、優雅さも求められるスポーツです。

普段の練習でも、汚れるから汗をかくからと言ってぼろぼろの服などで練習すると注意される乗馬クラブもあります。

体験乗馬の入門者の場合は何を着ていてもかまいませんが、通い始めレッスンを受けるときは、見苦しくない服装を心がけましょう。

2.乗馬のマナー 馬の近くでは静かに

馬は大きな身体に似合わず、意外と神経質で臆病です。

とても臆病な馬や若くてまだ調教が不十分な馬などは、風が吹き木々がザァーと音を立てて揺れるだけでも驚いて暴走することがあります。

そのため、馬の周辺で大声を出したり騒ぐのは厳禁です。

特に厩舎内などは、声も響きます。

馬を曳いている人の周囲で騒いだりしないように。

あとは、馬場で練習している人が居て、見学している場合も馬が近づいたときに急に動いたり、大声を出したりしないように気をつけましょう。

乗り手は十分に周囲にも注意を払って練習していると思いますが、馬が驚いて暴走してしまうこともあります。




必要以上に大声を出したり、騒がないというのは乗馬のマナーのひとつです。

3.乗馬のマナー 練習中

馬場内は、貸切でもない限り複数の人や馬が居ます。

自分勝手な練習は他の人の迷惑にもなりますので、マナーを守らなくてはいけません。

1.まずは、馬場内に居るインストラクターの指示に従いましょう。

2.馬を曳いて、馬場に入ってから騎乗する場合は、邪魔になりかねない出入り口付近や蹄跡線上で乗らないようにしましょう。

3.他の馬に接近しすぎないように気をつけましょう。 他の馬との間隔は最低でも1mは取りましょう。

4.正面から馬が来た場合、左側に避けれる方が左側に避けましょう。

5.よその馬の前や後ろを通る場合、「後ろ通ります」 「前通ります」と必ず声をかけ、十分な距離を保ちましょう。

6.他の人の馬が暴走したら、いったん停止して、馬場内に居るインストラクターの指示に従いましょう。

7.乗馬中も、無駄に騒いだり大声で話したりはしないようにしましょう。 驚く馬も居ます。

8.尾や額に赤いリボンを付けている馬には接近しすぎない。
尾に赤いリボンが付いている馬は、蹴り癖のある馬で、額に赤いリボンの付いている馬は噛み癖のある馬です。

9.当然のマナーですが、他の乗馬中の人の練習の邪魔をしない。

4.乗馬のマナー その他

自分の馬を持っていない限り、自分で馬具をそろえる事は無いと思います。

その際、乗馬クラブの馬具を使うと思いますが、馬具は非常に高価で、鞍などは数十万円します。

他人のものだからこそ、大切に丁寧に扱うのも乗馬のマナーのひとつです。

馬具だけでなく、手入れ道具やレンタルのブーツ等も返すときは汚れを落として返しましょう。

基本的に自分がされたら困ることは、他の人にもしないことです。

乗馬のマナーというより、人としてのマナーの部分が大きいかと思います。

きちんとマナーを守って乗馬を楽しんでくださいね。




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