近年日本国内において、バドミントンの魅力に注目が集まっています。
これは2016年に開催されたリオデジャネイロオリンピックでの、日本選手の活躍が影響していると思われます。
女子シングルスでは銅メダルを獲得し、女子ダブルスでは金メダルを獲得する快挙でした。
そこで今回は「みんなに知ってほしいバドミントンの魅力とは?」をメインテーマとしてお伝えしていきます。
1.バドミントンとはどんなスポーツなのか?
まずバドミントンの起源についてですが、諸説あります。一説によると、イギリス植民地時代のインドで行われていた皮の球をラケットでネット越しに打ち合う「プーナ」という遊びを、インド帰りのイギリス人兵士が本国に伝えたのが始まりとされています。
その兵士は、プーナを紹介するためにシャンパンの栓に鳥の羽根を刺したものを用い、それをテニスラケットで打って見せたそうです。
紹介されたのがイギリスのグロスタシャーのバドミントン荘という邸宅であったため、バドミントンという名称がついたと言われています。
どの説においても現代のバドミントンの起源はイギリスに始まって、競技ルールが発展していき、全世界へ普及していったとされているのは共通です。
現代のバドミントンは屋内競技として確立され、ネットを隔て二つに分けられたコートの両側に選手が立ちラケットを使用して、シャトルコック(シャトル)を打ち合う(ラリー)スポーツとなっています。
競技はシングルス(1人対1人)もしくはダブルス(2人対2人)で行われます。サービス権を得た選手がサーブを行い、原則としてシャトルが地面に接地するか、ネットに接触するまでラリーを継続し、シャトルが落ちた場所によってどちらかの得点となります。
2.バドミントンの魅力とは?
バドミントンの魅力はいくつかありますが、ここでは2つ紹介したいと思います。
1.ラケットとシャトルさえあれば始められるバドミントン
バドミントンの魅力の一つは気軽に始められるということです。レクリエーションとして始められるのがバドミントンというスポーツです。100円ショップでもラケットとナイロン製シャトルのセットが買えるので、経済的負担も大きくありません。
また他の球技と異なり、球が遠くに転がって遠くへ行ってしまうことがないので、限られた狭いスペースでも興じることができます。
2.老若男女関係なく勝負ができる奥深さ
2つめの魅力は老若男女関係なくスポーツとして勝負が成立することです。
具体例を挙げると筆者が大学生のときに対戦した60歳代の大学講師です。もちろん足の速さも腕力も私のほうが有利だったのは言うまでもありません。ですが、シャトルを打ち返す場所や速度を調整されコート内で私は翻弄されてしまいました。
逆の場合もあり得ます。例えば身長、体力が劣っている小学生が高校生を相手に試合をした場合に勝つことがあります。男女差も関係ありません。技量差があれば老若男女関係なく勝負ができるのがバドミントンの魅力だといえます。
そのため、一生涯に渡って、続けていけるスポーツであるともいえます。
コメント