多分、多くの方が、柔道をどこかで聞いたことやテレビで見たことがあると思います。
知っていても、「格闘技」「武道」というイメージだと思います。
しかし、柔道「格闘技」「武道」のみならず、とても奥が深いのです。
そこで、今回は、柔道とはどういうものか、柔道の試合のルールについて紹介したいと思います。
1.柔道の試合のルールとは?
まず、柔道のルールを説明していきます。
現在の柔道のルールは、国際柔道連盟試合審判規定がよく試合でもちいられるルールです。
近年、柔道は国際的になったため、ルールは世界で統一されているのです。
稀にですが、講道館試合審判規定という、柔道ができた時の柔道の試合のルールが適用された試合もあります。
今回は、国際柔道連盟審判規定について説明していきますが、いきなり説明されても難しいので、柔道の試合をする上で、重点の部分だけ説明していきます。
1.柔道の勝敗
柔道の勝敗は、「一本」「技あり」「僅差」の3つから決まります。
「一本」は、試合者の一方が、相手を制しながら背を大きく畳につくように、相当な強さと速さを持って投げた時、寝技による抑え込みで20秒経過したとき、絞め技、関節技で相手が参ったの意思表示をした時です。
「技あり」は、試合者の一方が、相手を制しながら投げ、その技が、「一本」に必要な他の3つの要素である背を畳につく、強さ、速さのうち一つが部分的に不足している場合の時です。
「僅差」は、双方の選手に技ありによる評価がない、または同等の場合、「指導」の差が2つ以上あった場合に少ない選手を「僅差」による勝利になります。
「指導」とは、軽微な違反をした場合に与えられる罰則です。
もし、両者に「一本」「技あり」「僅差」の条件を満たしていない場合、「ゴールデンスコア」が行われます。
「ゴールデンスコア」とは、時間無制限でどちらかが、「一本」「技あり」「指導」のどれかをとるまで終わりません。
これらは、個人戦でのルールで、団体戦などの、複数人でチームを組んで柔道の試合をする場合、「ゴールデンスコア」はなく、「引き分け」となります。
ちなみに、重大な違反をした場合、「反則負け」となり、重点な違反をした選手は即敗退が決まります。
2.柔道の試合の基本的なルール
その他の主な柔道の試合のルールを説明します。
試合時間は、5分ですが、女性、子供により時間が変わります。
一方の選手は、白色の柔道着に対して、もう一方は青色の柔道着を着用しなければいけません。
審判は、試合場に1人おり、判断を下しますが、審判による判断が難しかった場合、ビデオ審査が行われます。
一見、柔道は複雑そうと思われますが、やっているうちにすぐに覚えることができます。
みなさんも柔道をやりましょう。
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