アーチェリーを始めるにあたって何を準備すればいいのかわからない方も多くいらっしゃると思います。
最低限アーチェリーに必要な弓、矢の他にどんな道具があるのかご紹介していきます。
1.必要な道具~防具編~
アーチェリーは一歩間違えると怪我をする危険なスポーツです。
ある程度の怪我は、正しい服装、防具の付け方をすることで未然に防ぐことができます。
1.正しい服装を心がけよう
ここでは、まず身だしなみからご紹介します。
服装は一般的にポロシャツや長袖のユニフォームとなりますが、指定のユニフォームを必要としないときは半袖、長袖どちらでも構いません。
弦が引っかからないように腕にぴたっとする服か、マジックテープで袖を止めるのもいいと思います。
2.身に着けるもの
防具を身に着けるのは、腕、胸です。
胸部に身に付けるものを「チェストガード」といいます。
これは弦が服に引っかからないよう押さえておくものです。
サイズが合っていないとチェストガード自体がひっかかってしまうので、自分の胸部にフィットするものを選びましょう。
腕に付けるものを「ア―ムガード」といいます。
弦を離した時に、腕に当たってしまうことがあるので、弓を持つ方の腕に装着します。
こちらもチェストガード同様、腕にフィットしたものでないと、弦が強く当たり痛い思いをします。
約2㎝幅のプラスチックものもが一般的ですが、初心者の方は薄く幅の広いものがおすすめです。
2.必要な道具~装着物編~
防具を身に着けたら、さあプレイ!というわけにいかないのがアーチェリー、プレイをするにあたって身に着けるものはまだあります。
1.弓を引く際に必要な道具
弓を既に触ったことのある方はお分かりだと思いますが、素手で弦を引くと指に弦が食い込み、何度も引くにはかなりの苦労が生じます。
そこで指に付けるのが「タブ」と呼ばれるもので、指にかかる部分に皮がついており、弦に指を取りかける際に使用します。
手のひらが真っ直ぐになるようにタブプレートがあるのですが、弦を引いたときにタブプレートが顎に乗るので、サイズや、形を合わせないと顎を傷付ける恐れがあり、弦をうまくとりかけられなくなるので、調整が必要です。
2.弓を引く際に必要な道具その二
よくアーチェリーの動画を見ていると、弦を離した際に弓が手から離れてブランとしている姿を見ることができます。
アーチャーは弓を握ってはいないので、弓が手から落ちないようにするために「ボウストップ」を装着しています。
ボウストップは、腕輪のようになっている紐で弓を固定する「ボウスリング」と親指と人差し指に装着する紐のような「フィンガースリング」の二つのタイプがあります。
ボウスリングの方が、弓が落ちない安心感があるので、初心者の方にはおすすめです。
3.その他に必要な道具
その他、プレイ中矢を取り出すために矢をストックしておく、「クイーバー」という道具もあります。
これはベルトについており、腰にベルト部分を巻き付けて弓を持たない側に矢が来るように装着します。
このように、安全の為に必要な道具は様々あります。
コメント