馬の種類について|乗馬の基礎知識

馬と一口に言っても、色々な種類の馬が居ます。

競馬用の馬は主にサラブレッドですし、馬車を曳く馬は重量種のぺルシュロンやブルトンが居ます。

それ以外にも色々な種類の馬が居り、だいたいその数は250種と言われています。

今回は、色々な馬の種類について説明したいと思います。

1.軽種馬

軽種馬は、主に競馬や乗馬に使われる馬です。

温血種とも呼びます。

皆さんが良く知っているところでは、サラブレッド、アラブ、アングロアラブ、でしょうか?

それ以外にも、トラケーネン、リピッツァナー等がいます。

アラブ以外は、ヨーロッパで改良された種類です。

軽種馬はだいたい体重は450kg~550kgぐらいで、体高は160cm~170cmぐらいです。

この中ではサラブレッドが一番大きく、アラブ馬が一番小柄です。

サラブレッドは、気性も激しく神経質で、それを改良するためにアラブとサラブレッドを交配したのがアングロアラブです。

アラブは身体も丈夫で、性格も温厚で非常に美しい馬です。

世界中に居る馬の交配のベースに使われたのがアラブだといわれています。

トラケーネンは、軍用馬として改良された馬で、スピード性と持久力に優れています。

リピッツァナーはオーストリアで乗馬用に改良された種類で、丈夫で扱いやすい馬です。

2.重種馬

重種馬は、馬車やそりを曳いたり、荷物を運んだりするために改良された大型種の馬です。

冷血種とも呼びます。

乗馬用に使えないことも無いですが、身体も大きいので、またがるのも大変です。

大きなものは、体重が1トン近くにもなります。

その重く大きな体躯を支える肢も太く、蹄も大きいです。

ブルトン、ペルシュロン、クライスデール、ベルジアン等がこの重種馬になります。

主にヨーロッパで生まれた種が多いです。

3.中半血種

中半血種は軽種と重種との混血です。




軽種の俊敏さと重種の丈夫な所を引き継いでいます。

性格も温厚で扱いやすい種が多いです。

最近では、この中半血種が乗馬専用馬としても人気です。

特に、セルフランセ、クォーターホースは一流の選手たちからも支持を得ています。

種類としては、セルフランセ、クォーターホース、ハンター、ハクニー、フリージアン等がこの中半血です。

大きさは、セルフランセ以外はやや小柄ですが、ハンター種は体高は小さめですが、どっしりと重量感があります。

4.ポニー

ポニーは、体高が147cm以下の小型の馬です。

小さなものは体高が70cm前後のファラベラやミニチュアホースが居ますが、こちらは乗馬用ではなくペット用の馬です。

大体、120cm-130cmの体高のものが多いです。

種類としては、シェットランドポニー、ウェルシュマウンテン、ハフリンガー等が乗馬用です。

それ以外にも、馬車馬として人気のあるハクニーポニーや、農耕馬として使われるコネマラポニー等小さくても働き者も居ます。

5.日本在来種

日本在来種は、その名の通り日本の馬です。

有名なのは、北海道の道産子馬(北海道和種)や長野県木曽の木曽馬、そして国境の島、沖縄県与那国島の与那国馬等でしょうか?

それ以外にも、沖縄県宮古島の宮古馬、愛媛県の野間馬、長崎県の対州馬(対馬馬)、宮崎県の御崎馬、鹿児島県のトカラ馬が居ます。

一番小さなのは、トカラ馬で体高は、100cm-120cm前後です。

一番大きなのは、道産子馬です。

道産子馬は、和種の中でも一番数が多いです。

しかし、在来和種の殆どが、国や県の天然記念物に指定されており、数が少なくなっています。

特に、対州馬は30頭ほどしか生息していません。

在来和種は、西洋から入ってきた馬に比べると小柄ですが、乗馬用馬、農耕馬、ホースセラピー等で活躍しています。

それぞれの在来和種の原産地には、保存会等があり、頭数を減らさないように頑張っています。




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