スライスサーブやフラットサーブなど、色々なサーブの種類を聞いたことがありませんか。
一見全て同じに見えますが、野球の変化球と同じようにテニスでも回転の種類によってサーブの種類が分かれているのです。
今回は「基本的なサーブの種類」について紹介します。
1.基本的なサーブの種類
では基本的なサーブの種類を紹介していきたいと思います。
フラットサーブ
スライスサーブ
スピンサーブ
ツイストサーブ
上の4種類が基本的なサーブとなってきます。
もう少し詳しく紹介していきたいと思います。
2.フラットサーブ
フラットサーブとは、あまり回転をかけずに打つサーブのことを指します。
回転量が少ない分ボールの軌道が直線的になり、速さを一番出しやすいサーブです。
直線的な軌道の為安定させるのが難しく、身長が高い方が上から下に向かって打てるので、有利と一般的に言われています。
ファーストサーブに使う選手が多く見られます。
3.スライスサーブ
スライスサーブとは、右利きの場合(左利きは逆)ボールに右回転を加え左に曲がっていくサーブです。
バウンド後は回転がかかっているので滑るようにバウンドするのが特徴です。
曲がっていくサーブなので、相手をコートの外に追い出すのに有効なサーブとなります。
また、バウンド後あまり弾まないので相手に打ち込まれる確率も下がるでしょう。
左利きの選手はこのサーブを武器とする選手が多いです。
4.スピンサーブ
スピンサーブとは、ボールに縦の回転をかけて山なりの軌道をし、バウンドが跳ねるサーブです。
軌道が高いため、安定しやすいサーブですが、フラットサーブやスライスサーブに比べると少し速さが落ちてしまうことが多いです。
それでも安定性があるため多くのプロがセカンドサーブにスピンサーブを選んでいます。
しかし、バウンド後も高く跳ねるため、少し甘く入ったら相手に打ち込まれてしまう可能性もあります。
5.ツイストサーブ
最後にツイストサーブについて少しご説明させて頂きます。
ツイストサーブとは、ボールにシュート回転をかけ、サーブの軌道と逆方向に跳ねるサーブです。
習得するのは少し難しいと言われていますが、飛んできた軌道と逆方向に跳ねるため、相手にとってもリターンしづらいサーブです。
相手をコートの外に追い出すことができ、相手のタイミングを外すのに有効なサーブです。
6.結局どのサーブが一番いいのか
4つの基本的なサーブの種類を紹介しましたが、結局どのサーブが一番いいのでしょうか。
その答えは1ポイント毎に変わってくるでしょう。
相手がフラットサーブを待ってそうだから、タイミングを外してスピンサーブを打とう、などとサーブは相手との駆け引きです。
しかしそう難しいことを考えすぎず、まずは自分がカッコいい、打ってみたいと思ったサーブからトライしてみてはいかがでしょうか。
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