シャドーボクシングの効果と練習方法 | ボクシングのトレーニング

シャドーボクシングとは、目の前に見えない敵、つまりシャドウを作り、その敵を倒すために敵の動きを避けたり攻撃したりを繰り返すトレーニングの事です。

野球選手の素振りみたいなものですね。ボクサーだけではなく、空手やキックボクシングの選手もシャドーはします。

目次

1.シャドーボクシングの効果

シャドーの効果は以下のような事が確認できることです。ボクシングのフォームの確認、コンビネーションの確認、バランスの確認、ディフェンス方法の確認、フットワークの確認です。

相手がいないといっても必ず基本のファイティングポーズをとりましょう。これは癖にするといいですね。どのジムにも鏡があると思います。その鏡に映る自分のガードの位置や足の運び、バランスをチェックします。

神経質な選手は本当に入念にチェックしていますね。あとは、ウォーミングアップ的な意味合いもあります。

例えば、上、下、上の連打をしたい場合、シャドーなどで体に覚えさせないと、スパーなどで急にやろうとしてもできません。

シャドーでジャブ、ストレート、ボディ、フックや、ジャブ、ジャブ、ストレート、フック、ボディ、フックなど何種類ものコンビネーションを毎日練習し、その練習したコンビネーションの中から何個かをスパーで使ってみるという感じです。

ミットやシャドーでやった事がないコンビネーションが急に試合やスパーでできる事はあり得ません。




なので、シャドーをやると打てるコンビネーションが増えたり、ディフェンスからの攻撃など、スパーや試合でやれる事の幅が増えます。

ボクシングのジムワークで、メインはやはりサンドバッグ、ミット打ち、スパーリングになってくるので、シャドーはそのために体を温める効果もあります。

2.シャドーボクシングの練習方法

シャドーでグローブを付けていない状態でも、3分間フルで動き続けるのは非常に疲れます。

打つだけではなく、打った後フットワークを使って体の向きを変えたり、ヘッドスリップやダッキングでかわす動作も加えられるといいです。

ボクシングは打つよりも、防御が大事です。打ったら動くを意識して、シャドーボクシングをしましょう。

たとえば、相手がジャブを打ってきたら右へ小さくサイドステップしてかわし、右ストレートを叩きこむといったパターンで練習したり、想像は無限なので、いろいろイメージしてやってみましょう。

色んな選手の試合を見て、その選手になった気分でやるといいですよ。

また、初めは課題をもってやり、1日1テーマで集中してやるといいですね。ジャブだけを1ラウンド100発正確に打つことを目標にしたり、ワン・ツーのストレートがきちんと伸ばすようにするなど、明確な目標を持ち、それを毎回クリアしていきましょう。




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当サイトの管理人。元々無趣味な人間だったが、様々な趣味を試すうちに、今では超多趣味人間に。同じように趣味を探している人の役に立ちたく、本サイトを運営しています。

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