スパーリング以外で、ボクシングビギナーの方がよりボクシングの実戦に近い形で練習出来るのがミット打ちです。

ではその練習方法と得られる効果を見ていきましょう。

1.ミット打ちの練習方法と注意点

ミット打ちは、トレーナーさんと2人1組で行います。一人ではミット打ちは出来ません。トレーナーさんが両手に持つ野球のグローブに似た「ミット」めがけて、ジャブやストレートを打ち込んでいきます。

サンドバッグはパンチ力向上のため、無作為に思い切り打ってもいいですが、ミット打ちは動きの確認という意味合いが強いです。

最初はジャブ、ワン・ツーだけでいいでしょう。

ミット打ちでは相手も動くので、おそらく倍疲れます。ほとんどのジムではミット打ちを2ラウンド程行うと思いますが、夏であれば汗だくになりますよ。

使うのは身体だけじゃありません。ボクシングでは頭も使います。「ジャブ!」「ワン・ツー!」と言われ、その通りに出さなければいけないので、自分の意思とは反しますし、ちょっと慣れてくるとトレーナーさんの動きも大きくなります。

ミット打ちはトレーナーさんとの呼吸が大事なので、あまりにペースが速かったりしたら、御願いしてゆっくりにしてもらいましょう。それぞれの体力に合わせたペースでやることが、長く続けるコツです。

2.ミット打ちの効果

トレーナーさんが持っているため、当然ながらミットは動きます。その動くミットに正確に、素早くパンチを打たなければいけないので、自然とスピードがついてくるはずです。




さらに、トレーナーさんがミットで攻撃してくるのを防御する練習も出来ますね。よく見られるのが、ジャブを打った後に、左フックの要領で自分の右こめかみ辺りを狙ってきます。

ジャブの時、きちんと右ガードが上っているかの確認です。もちろん、これは慣れてきたらです。ビギナーの方には口頭で気づかせるか、ゆっくり打ってくるので、安心してミット打ちしてください。

最初はおそらくジャブとワン・ツーだけだと思います。それにも様々なバリエーションがあり、例えばワン・ツーを打った後にさらにストレートや、上下にジャブを打ち分けるといったこともあります。

最初はプロボクサーのように流れるミット打ちは出来ません。誰でもそうです。トレーナーさんとの相性もあるので、4.5回やって初めて慣れてきます。

また、距離感も大事です。よくあるのが、トレーナーさんとの距離が近づきすぎてしまうこと。サンドバッグ打ちで、自分のジャブがあたるかあたらないかの距離で打つと言いましたが、ミット打ちでもまさにそうです。

トレーナーさんが下がったらステップインし、近づいて来たらバックステップを使ったりと、考える事は多岐にわたります。

その分学べることも多いですね。色んな要素が入ったミット打ち、ジムワークの締めとして行われる事が多いので、一日学んだことを確認出来る場でもありますね。




おすすめの記事