スポーツは人と勝負して結果が出ますよね。
対人競技も個人競技も。
サッカーやバスケ、バレーボールのように団体競技で協力して点数を取っていく競技、新体操やフィギアスケートのように、競技の点数を競うものもあれば、バレエのようにコンクールで順位がつくものもあります。
競技で結果を残そうと思うと、練習しなければなりませんよね。
新体操も1分30秒の個人、2分30秒の団体の演技を本番1回踊るために、毎日何時間も練習を積み重ねて本番を迎えます。
どのスポーツも日々の練習、努力を本番で発揮するために頑張っていますが、いつも怪我と隣り合わせです。
新体操も体が柔らかいからと言って怪我をしないわけではありません。
新体操で怪我をしないためにできることをご紹介していきます。
1.腰痛
新体操をしていると、腰の柔軟性をいかした難度やアクロバットを取り入れた演技をするようになります。
体に力を入れずに腰を使ったり、かたいのに無理やり反りにいったり、また左右の差が出てきて得意な方向にしか反らなかったり。
しっかり柔軟と筋トレをしていないと、腰に痛みが出てきます。
また、体の成長とともに体も固くなってきてしまうので、体に合ったとトレーニングをせずに小さい頃のようにしてみよう!と張り切ってしまうと、怪我につながります。
腰痛はヘルニアや骨折をしてしまうと、新体操を続けていくことが困難になっていしまいます。
トレーニングと腰を使った後は伸ばしたりマッサージをして、しっかりケアをしていきましょう。
2.足首の怪我
新体操は足を使い難度をしたり、ステップ・技をしたりします。
よくある足の怪我が「捻挫」です。
トレーニング中、演技ではジャンプのふみ切り・着地、ステップ中、アクロバットのふみ切り・着地。
いろんな場面で捻挫をする可能性が考えられます。
体が柔らかいと筋力が弱く体をしめる力も弱く、体がくねくねしていると足首にも締まりがなく捻挫をしてしまいます。
また反対に足首が固いと関節のクッションがうまく使えず、痛めてしまいます。
それだけではなく、着地をした時の体重のかけ方を間違えたり、つまずいたり、足の怪我はどんな時でも起きると思っていいでしょう。
一度捻挫をしてしまうと、何回も繰り返してしまい靭帯が伸びてしまったり、ひどい場合は靭帯を切ってしまう場合もあります。
足首は新体操では体を支える重要なところで、怪我をすると生活にも支障をきたします。
怪我をしないために足首のストレッチで足首の柔軟性をつけていき、足首をしめて演技をすることを心がけましょう。
3.股関節の痛み
次に多いのが股関節の痛みです。
開脚で180度以上開けようとするので、筋も伸びれば筋力も使いますよね。
筋も使いすぎれば炎症をおこし痛みを伴うようになります。
ただ使いすぎただけでは痛みは出てきにくいですが、股関節の痛みは間違った使い方をして、間違った力を使ってしまい痛めてしまうことが多いです。
骨盤をずらして開脚をし、変なところに負荷をかけたり、力を入れてしまうと怪我につながります。
股関節の痛みを出さないためにも、正しい位置での開脚・柔軟・身体の使い方を心がけましょう。
特に柔軟をするときは、力を入れすぎず抜きすぎず、開脚はしなるように180度以上の開きを目指してください。
関連記事>>>新体操が上達する股関節の柔軟方法
新体操をしていると痛める主な怪我をご紹介しましたが、これだけしか痛くならないというわけではありません。
骨折・肉離れなどの筋肉の炎症・突き指などもあります。
手具が当たって打撲や傷、歯に当たると折れてしまうこともあります。
体の怪我をしないように練習後のストレッチ・クールダウンを欠かさず行いましょう。
手具を使うときは自分が怪我をしないように、相手に怪我をさせないよう十分注意をしながら練習してください。
面倒くさがらずに、痛みが出たら病院とうに行きケアをしてくださいね。
関連記事>>>新体操のウォームアップ
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