新体操をすることによって得られる効果はたくさんあります。
新体操の技術だけでなく「人として」という部分でも成長させてくれます。
私が新体操を通じて成長させてもらったな、と感じたことをご紹介したいと思います。
1.礼儀
多くの新体操の選手は練習に来た時と練習が終わったときに、練習場所に「お願いします」「ありがとうございました」等のご挨拶をします。
これは練習をさせていただける場所に感謝の気持ちを持って使わせていただく、という謙虚な気持ちを養う効果があります。
練習場所があって新体操ができている、と新体操が当たり前にできる環境に得るわけではないという気持ちが持てるようになります。
そして、先生とのコミュニケーションの中で大きな声であいさつをする・大きな声で返事をする、ということも学んでいきます。
挨拶と返事、というのは人と人のコミュニケーションでとても大切なことですよね。
相手に伝える、ということが何よりも大切なので、特に大きな練習場所では大きな声で相手に伝わるように挨拶・返事をすることで、相手に伝えるためには、ということを学んでいきます。
そして先生と一対一でやり取りをする中で、目を見て話を聞く・話してくれていることに返事をする、という、話を聞く姿勢も養うことができます。
何よりも新体操の特徴として体の姿勢がきれい、ということが最大の強みです。
美しい姿勢、そして明るい笑顔が新体操で養われます。
姿勢がいいことと表情が明るいことで、相手に与える印象はとてもよくなりますよね。
子供のころから新体操の中で自然と礼儀を学んでいけることで、社会人になったときにも身についているので、自然とできるようになっています。
自然と身についていく、という効果が得られると思いますので、新体操を習う中で挨拶・返事を大切にしていきましょう。
2.自分と向き合うこと
新体操は我慢をすることがいっぱいです。
太らないように、お菓子や甘いもの・食事の量の制限をしないといけません。
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また、体を柔らかくするためのトレーニング・柔軟も痛みとの闘いです。
難度をするときもピボットやバランスは形を保たないといけないので、我慢して形を維持する筋力もつけていかなければなりません。
美しく見えるスポーツですが、苦しい練習の日々ですが、人と比べることよりも、自分と向き合って自分に負けない精神力を養えます。
新体操の競技は点数がつき順位が出るスポーツなので、人と比べてしまうことが多く出てきます。
人と比べることよりも、自分の良いところを見つけ伸ばし、苦手なところをもっと強化していける心を持てるようになることを教えてくれます。
新体操だけでなく、自分と向き合うことは日々の生活の中にも役立つ効果があります。
そして自分と向き合って厳しくできることで、団体などの仲間と協力して演技をするときに、仲間に優しく仲間のために行動できる心も養うことができます。
新体操を通じて、新体操の技術だけではない、成長過程での環境の変化や社会に出た時に役に立つようなことを学べることができるとおもっています。
素敵な大人・女性になる過程として、新体操でいろんなことを吸収していってくださいね。
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