新体操のウォームアップは主にランニングや縄跳びで体を温めていくことが多いです。
走り方や誰でも始められるウォームアップの方法を説明していきます。
ウォームアップをするときにも怪我の恐れがありますので、必ずストレッチを行ってからはじめてください。
1.ランニング
新体操のレッスンの最初はランニングから始めているクラブが多いと思います。
体育館やスタジオなどの屋内での練習が主になっていますので、室内シューズではなく、新体操用のハーフシューズや裸足でレッスンをしていると思います。
新体操は美しいスポーツですので走り方も美しくなければいけません。
走るときの上半身は、背筋をピンと伸ばし、肘を曲げて脇をしっかりしめて、きれいな姿勢を心がけましょう。
足は、かかとをつかないように常に骨盤の位置を高く置いておきます。
しっかり床をけって前に進んでいきますが、床から足が離れるとすぐにつま先を伸ばしましょう。
つま先でお尻を蹴るように、しっかり足を上げてきてください。
足幅は狭くならないように、1歩は大きく踏み出しましょう。
新体操の団体が2分30秒の演技ですので、3分以上、できれば5分から10分は走り続けられるようにして、体力もつけていってください。
2.ランニングの応用
ランニングに腕の回しをつけて、ランニングの中に変化をつけていくのもいいかと思います。
足はランニングの足のまま、肩から大きく腕を回していきます。
右腕の後ろ回し→前まわし
左腕の後ろ回し→前まわし
両腕を同じ方向に後ろ回し→前まわし
両腕を前後バラバラに回す→反対方向に回す
1つの回し方を、8カウント×2セットずつ行い、次々と腕の回す方向を変えていきましょう。
腕を回すと上体が一緒に揺れてしまったりするので、姿勢はそのままキープできるよう、体をしっかり引き上げておきましょう。
3.縄跳び
ロープを使っての縄跳びもウォームアップに用いられています。
ランニングと同じように走りながらロープを飛ぶのもいいと思います。
1歩ずつですと進まないので1.2、1.2のリズムでロープを1回転させるようにしてください。
あとはJOCのテストでも行っていましたが、5分間縄跳びもやってみましょう。
その場でかけあし1歩につき1回転でロープを回して飛びます。
テストでは5分間引っかからず飛び続けることができたら満点がもらえました。
5分間引っかからずに跳べる体力とリズム感が養えます。
新体操のロープは普通の縄跳びよりも軽いので、回し続けることがとても大変ですが、腕の筋力をつけるトレーニングにもなります。
自宅でのトレーニングの際にも体力づくりの一環で行ってみてください。
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